半熟卵とリゾット風ライスが絶妙!昭和元年創業「明治軒」のオムライス

関西ウォーカー

1926(昭和元)年創業の「明治軒」は、“浪花の味”として知られる名物のオムライスを目当てに、連日行列ができる人気店。特にオムライス作りにこだわっていた2代目に師事し、30年以上フライパンを握るのは、ベテラン職人の萩野 進さんだ。土日のお昼時にはいっきに50個以上のオムライスの注文が入ることも。そんな時でも「せっかちにやるんやなくて、おいしくなれ~って唱えてやりますねん」と愛敬たっぷりの笑顔で話す萩野さん。フライパンの妙技とその愛されキャラで多くの客から親しまれる店の顔だ。近ごろは、ゆくゆくは3代目を継ぐことになる井本剛史さんと厨房に立って技を伝授したりと、伝統の味を守り続けている。<※情報は関西ウォーカー(2017年10月24日発売号)より>

歴代店主の思いを受け継いだ職人が作る伝統のオムライス


「オムライス」(680円)/明治軒


「オムライス」(680円)。見事な半熟加減の卵とリゾット風ライスが絶妙。幅広い世代の人が食べやすいよう、ペースト状のスジ肉やタマネギを加えたリゾット風ライスが特徴。しっとりとした独特の食感に。

【写真を見る】職人歴49年の萩野 進さん(67・右)/明治軒


萩野 進さん(67・右)。職人歴49年。18歳から料理を学び、24歳で明治軒へ。細い腕で重いフライパンを操る見事な返しの技術に定評が。剛史さん(左)と息もピッタリ。

店を建て替えた時の記念写真/明治軒


店を建て替えた時の記念写真。2代目の井本一民さん(右端)と萩野さん(左から2番目)も一緒に。

1963(昭和38)年ごろに船場から心斎橋筋へ移転/明治軒


店の老朽化で、1963(昭和38)年ごろに船場から心斎橋筋へ移転。ここから新たな歴史が始まった。

店内はアットホームな雰囲気/明治軒


ぬくもりある店内はアットホームな雰囲気。3階まで客席を用意。

開店前から行列ができる/明治軒


鮮やかなブルーの暖簾が目をひく。開店前から行列ができる。

■明治軒<住所:大阪市中央区心斎橋筋1-5-32 電話:06-6271-6761 時間:11:00~15:30、17:00~21:30、火曜17:00~21:00、土日祝11:00~21:30(各LO) 休み:水曜 席数:110席 タバコ:ランチ禁煙、ディナー喫煙可 駐車場:なし 交通:地下鉄心斎橋駅より徒歩4分>【関西ウォーカー編集部】

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