捨てられるはずの素材がよみがえる!普段使いだけでなく、アウトドアシーンでも活躍するサステナブルなバッグ2種が登場

東京ウォーカー(全国版)

フットマーク株式会社は、アウトドアブランド「FOOTMARK NATURAL」から、アップサイクルをテーマにした初のサステナブル商品「クロントイバッグ」「エアバッグバッグ」の2種を2025年5月2日より発売。

これらの商品は、本来廃棄されるはずだった素材に新たなアイデアとデザインを加え、価値ある製品として再生する「アップサイクル」という手法に基づいて開発された。いずれも2サイズ展開で、「クロントイバッグ」はシロ、ノーコンの2色、「エアバッグバッグ」はホワイト1色で展開。希望小売価格は3520円〜8690円となっており、スーパースポーツゼビオ(一部店舗)および、フットマークのオンラインショップ各店で販売される。

捨てられるはずの素材が、毎日使いたくなるバッグに


商品開発の背景

SDGsへの関心が高い昨今、アウトドア業界でも環境配慮や持続可能な素材の活用が注目されている。「FOOTMARK NATURAL」もこうした潮流を受け、“本当にエコな選択とは何か”を問いながら、アップサイクルによる商品開発に取り組んだ。

「クロントイバッグ」と「エアバッグバッグ」は、それぞれ異なる素材背景をもちながらも、共通して「本来捨てられるはずだった素材」に焦点を当てている。素材の再利用と新たな付加価値の創出により、持続可能なモノづくりを目指した試みである。

軽量で耐久性に優れた「クロントイバッグ」

タイ・バンコク郊外のクロントイ地区で回収された廃材を再生加工した、ポリエチレン100%の素材を使用。スラム街の改善を目指すデザインプロジェクトの一環として製品化された。軽量でありながら高い耐久性を持ち、独特の風合いが魅力。普段使いはもちろん、近所へのちょっとした外出にも適している。

【写真】クロントイバッグ


摩擦に強い「エアバッグバッグ」

日本国内で年間約300万台が解体される自動車から、未使用のまま廃棄されるエアバッグを回収し、アップサイクル素材として再活用したトートバッグ。エアバッグ生地は、人命を守るために設計されているため、強度・軽量性・摩擦耐性に優れている。素材の特性上、色ムラやシワ、わずかな汚れが見られる場合があるが、これらは一点物ならではの風合いであり、本商品の魅力のひとつと言える。

エアバッグバッグ


環境配慮とデザイン性を兼ね備えたアップサイクルバッグは、サステナブルな未来を考える今こそ注目したいアイテム。この機会にぜひ、日常に取り入れてみてはいかがだろうか。

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