高校に入っても全然彼女ができる気配のない内気な男子が「垢抜けてモテてやろう」と決意し、わざわざ東京の美容院に行ってまでイメチェンをする話がかわいすぎると話題だ。「その美容院どこ?東京の美容院!?今すぐ予約したい!」「ごめんおかん、今から東京の美容院行ってくるわ」「あれー?私も東京の美容院通ってるのに異性と話せないぞー」とコメント欄は大騒ぎしている。
本作『東京の美容院に行った俺VSスマホ依存地雷系女子の話』で、内気な高校1年生の男子は勇気を振り絞って東京のおしゃれな美容室へ行き、「ホッ…ホストみたいな髪型にしてください!!」と美容師さんにお願いをする。「ホストみたいな…」とお願いをしたのには彼なりのちゃんとした理由があるのだが、それは読んでからのお楽しみ!かっこよくイメチェンして登校したその日、彼を待ち受けていたのはクラスメートからの注目ではなく、大号泣する地雷系女子だった!!東京の美容院で1万2千円も使った自分よりも目立っている彼女に、彼は絶句!
本作の作者は、2017年冬期のゲッサン新人賞(小学館)や、2021年5月期の新世代サンデー賞(小学館)で佳作受賞の経歴を持ち、2024年12月まで「DLsite comipo」(viviON)にて『強がりユキヒト君はデレたくないのに』を連載していた漫画家・墨染清(@sumizomesei)さんだ。墨染さんに本作について話を聞いてみた。
――「東京の美容院に行った俺」という設定がかわいいですね。この設定はどこから?
高校デビューの男の子を描きたいな、というのが最初にありました。そこから自然と、「美容院に緊張しながら行く男の子」の映像が浮かんで、このシーンを採用しています。「東京の美容院」という設定にしたのは、どうせなら“おしゃれでちょっと敷居が高そうな場所”で緊張してほしかったからです。私自身も、東京の美容院に行ったらたぶん緊張でガチガチになると思います(笑)。
――スマホを没収されて落ち込む彼女に、「俺がスマホの代わりになってやる」と言い、ピンチインしたりピンチアウトしたりする2人のやりとりにニヤけちゃいました。この胸キュンイベント(!?)、墨染さんの実体験でしょうか?
残念ながら(笑)、これは未体験です。でも、この漫画に寄せられた感想の中で「やってみたい」と書いてくださった方がいて、それがとてもうれしかったのを覚えています。ぜひ実際に試してみた感想を聞いてみたいですね!
本作『東京の美容院に行った俺VSスマホ依存地雷系女子の話』で、主人公の男子は勇気を出して泣いている地雷系女子に声をかける。「女子に声かけたった!!」「これが美容院の力か!!」と“東京の美容院の力”に感激するのだが、この後の展開で、さらに“東京の美容院の力”を目の当たりにすることに…!真っ赤な顔で「美容院すげ~~!!」と感動する内気な高校1年男子がかわいすぎるので、最後まで読んでみて。
取材協力:墨染清(@sumizomesei)
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