11/8(土)11:00、スウェーデン発のアパレルブランド「H&M原宿店」(東京都渋谷区)が、銀座店に続きオープン。開店前には徹夜組を含む約2000人が長蛇の列を作った。入場制限をするほどの人気ぶりで、銀座店同様に人気の高さを証明した。
「H&M原宿」は明治通り沿いの「フォレット原宿」跡地に建つ、新築ビル「THE ICE CUBE. (アイスキューブ)」の地下1階から3階に入店。「コム・デ・ギャルソン」(デザイナー・川久保玲)とコラボしたメンズ・レディスのアイテムが、日本で先行発売されるなど、オープン前から注目を集めていた。
銀座店と異なり、若年層をターゲットとしている原宿店とあって、オープン当日に集まったのもファッションに敏感な10〜20代がほとんど。なんと水曜(!)の夜から並んでいたという、先頭の20代男性(東京都内在住)は興奮気味に語った。
「(水曜夜から並んでいたのは)やっぱり長かったですね(笑)。ギャルソンとのコラボレーションが一番気になります。銀座店とラインナップが違うと聞いたので、原宿店で先行発売されるレアものを一番にゲットしたいと思います」
さらに「H&M」の勢いは止まらない。来秋には、渋谷店(東京都渋谷区 東急百貨店前)、新宿店(東京都新宿区 伊勢丹前)をオープンすると発表。将来的には大都市の路面店だけではなく、郊外のショッピングセンターなどへの出店も検討していくという。若者文化の発信基地である原宿。「H&M」の出現でファッションのトレンドが大きく変わるかもしれない。【東京ウォーカー/町田拓郎】