今日は何を挟む?創業当時の味を守る懐かしロールパンの名店を厳選

関西ウォーカー

流行に流されない神戸と進化を続ける京都のパンの名店を紹介。こだわり食材と熟練の技から作られるパンをぜひ!<※情報は関西ウォーカー(2017年10月24日発売号)より>

職人技が生み出す神戸の名物ロールパン


「青谷ベーカリー」の昔ながらの製法で作るパンは、素材本来の味が楽しめる約80種がそろう。なかでも、たまごロールをはじめ5種のロールパンは、包装紙のデザインもレトロ感たっぷりで大人気。午後には売り切れることもあるので早めに出かけよう。

「カツ玉子ロール」(上・210円)、「ヤサイロール」(中・190円)、「たまごロール」(下・190円)/青谷ベーカリー


「カツ玉子ロール」(上・210円)。大きなハムカツとマヨネーズであえた卵、キャベツをサンド。パンとカツの間のソースもクセになる味わい。

「ヤサイロール」(中・190円)。マヨネーズであえたキャベツ、キュウリ、ハムがたっぷり。野菜のシャキシャキッとした食感もたまらない。

「たまごロール」(下・190円)。兵庫県産の卵を裏ごしし、マヨネーズとあえてなめらかに。白身のプリッとした口当たりがアクセント。

【写真を見る】一つ一つ手巻きされた包装紙もレトロ/青谷ベーカリー


一つ一つ手巻きされた包装紙もレトロでかわいい!手みやげにしても喜ばれそう。

具材も手作りにこだわる/青谷ベーカリー


タマゴロールやヤサイロールなどの具材も、手作りにこだわる。

ロールパンが一度に120個も焼けるオーブン/青谷ベーカリー


ロールパンが一度に120個も焼けるオーブンは、40年以上前から使用している愛着のあるものだとか。

「生地は添加物や防腐剤を使っていません。発酵が速く、丸めるうちに味が落ちるので5分で100個を丸めるスピードが味の決め手です」と、店主の清水末太郎さん。

大きなショーケースが置かれた店内/青谷ベーカリー


大きなショーケースが置かれた店内。昔から変わらず対面販売のスタイルを守る。

シンプルでどこか懐かしさを感じさせる/青谷ベーカリー


店構えも、シンプルでどこか懐かしさを感じさせる雰囲気。

■青谷ベーカリー<住所:神戸市中央区中島通1-2-9 電話:078-221-5934 時間:6:00~16:00 ※売切れ次第終了 休み:日曜、祝日 駐車場:なし 交通:阪急王子公園駅より徒歩15分>

レシピを守りつつも進化を続ける人気店


「まるき製パン所」は、開店からとぎれることなくお客さんがやって来る人気店。余分なものを加えず丹念に作るパンは先代のレシピを踏襲。看板のロールパンは、常連客のリクエストに応えるうちに、総菜系と菓子系を合わせ20種以上も!

「コロッケロール」「カツロール」(各220円)/まるき製パン所


「コロッケロール」「カツロール」(各220円)。ホクホクのコロッケが2個入ったコロッケロールと、柔らかな自家製ハムカツをサンドしたカツロールは、どちらも食べ応えあり!

「ハムロール」(奥・170円)と「クリームパン」(手前・140円)/まるき製パン所


鳥取県の大山ハムと、キャベツ、マヨネーズのバランスが絶妙な「ハムロール」(奥・170円)と「クリームパン」(手前・140円)。

木製の丸い看板やポストもキュート/まるき製パン所


木製の丸い看板やポストもキュート。

町家を改装した趣のある店構え/まるき製パン所


町家を改装した趣のある店構え。店内では朝3時30分からパンが作られ、つねにできたてが並ぶ。

「クリームパンをはじめとした菓子系も人気です。店頭に欲しいものがない時は、リクエストいただければすぐにお作りしますよ」と、店主の木元広司さん。

■まるき製パン所<住所:京都市下京区松原通堀川西入ル北門前町740 電話:075-821-9683 時間:6:30~20:00、日祝7:00~14:00 休み:不定休 駐車場:2台(無料) 交通:阪急大宮駅より徒歩8分>【関西ウォーカー編集部】

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