連休は特に多くの観光客が訪れる喜多方ラーメン。行列店が多く込み合うだけに、狙いを定めて食べ歩きたい。今回は、チャーシュー好きにはたまらない「肉尽くし」のラーメンに注目してみた。※「ラーメンWalker福島2018」より再構成
「香福」のお肉ラーメン
「香福」は、豚骨をベースにしつつあっさりとした口当たりのスープが自慢。特に、分厚いチャーシューを麺が隠れるほどのせた「お肉ラーメン」(800円)が話題だ。柔らかい食感のチャーシューはジューシーに仕上げてあり、あっさりとしたスープとの相性が秀逸。
住所:喜多方市三丁目4840-1 電話:0241-23-3878 時間:7:30〜16:00※スープがなくなり次第終了 休み:火曜
「大安食堂」の正油チャーシューメン
宮城に山形、新潟へも出店を果たし、喜多方の味わいを広く伝える「大安食堂」。その総元締めがここだ。「正油チャーシューメン」(800円)は、フルフルとしたゼラチン質と化すまで煮込まれたバラ肉が丼をおおう。醤油ダレとは別に仕込んだ煮ダレで作るチャーシューは豚肉の旨味が強い。その旨味が徐々に溶け出し、食べ進むごとに深く濃い味わいに。
住所:喜多方市字三丁目4774 電話:0241-22-6268 時間:10:30~19:00※スープがなくなり次第終了 休み:水曜(祝日の場合営業)
「坂内食堂」の肉そば
最後は、喜多方の肉そばといえば、まず名が挙がる人気店「坂内食堂」。朝7時の開店と同時に行列ができる姿も有名だ。名物は「肉そば」(950円)。豚骨のみを煮込んだスープは、醤油だが塩ラーメンに近い味わい。トロトロのチャーシューから染み出た脂の旨味も十分で、跡を引くおいしさ。太麺も食べ応えがある。
住所:喜多方市細田7230 電話:0241-22-0351 時間:7:00~18:00 休み:木曜
肉の旨味がスープに溶け込み、絶妙の味わいを醸し出す一杯ばかりだ。人気店なので、早めに訪れたい。※混雑により営業時間が変更になる場合があります。ご了承ください【ラーメンWalker福島 編集部】
折笠隆