連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合 ほか)の助川時子役で注目された佐久間由衣さん。10/17にスタートしたドラマ「明日の約束」(関西テレビ/フジテレビ系)では、謎の死を遂げた男子生徒の幼馴染役を演じている。ヒューマンミステリーに臨む心境や、東京ウォーカー創刊1000号企画「平成PHOTO熱記」にも、平成生まれとして皆が夢中になった“平成らしいもの”を語ってもらった。
東京ウォーカー創刊1000号企画「平成PHOTO熱記」に寄せる“平成らしいもの”
平成31年3月末日で幕を閉じることになるであろう「平成」。現在、ほぼ平成全ての期間において、東京を中心に街を追い続けてきた「東京ウォーカー」が、読者やタレントらと共に動く新企画「平成PHOTO熱記」をスタートさせている。読者やタレントから「最も“アツかった”“沸いた”“思い出の”“最高の”平成の記録」となる写真を募っているのだ。本企画に、平成7年生まれの佐久間さんが感じる“平成らしいもの”を教えてくれた。
――平成といえば、インターネット社会という印象が強いです。連続テレビ小説『ひよっこ』の時代(昭和)にはなかったものなのに、今はSNSが当たり前になっていますからね。TwitterやInstagramなどのSNSが平成らしいものだと思います。
物語の中での役の成長に注目してもらいたいです
有村架純がヒロインを務めた連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合 ほか)で助川時子を演じ、初々しくも堂々とした演技で一躍注目される存在になった佐久間由衣さん。「ひよっこ」の余韻が残るなか、現在は井上真央主演のドラマ「明日の約束」に出演している。
――このドラマはヒューマンミステリーで、ミステリーの謎解きだけじゃなく、ヒューマンの部分の温かさもしっかりと描かれています。私が演じる白井香澄も、物語の中で成長というか、変わっていく役にしていきたいと思っていますので、その部分にも注目して見てもらいたいです。
佐久間さんが演じる白井香澄は、高校を中退し、現在はスーパーマーケットでアルバイトをしている女性。ドラマのキーパーソンの一人だ。
――香澄は好き嫌いがはっきりしていて、ちゃんと自分で決めて行動する女の子。香澄も時子と同様、演じるのが難しい部分があります。でも、香澄の方がカロリーを消費しますけど、役に入りやすい感じがしました。私自身、時子のように周りを巻き込んで『みんなで一緒にやるから付いてきて!』というタイプではないので、自分の中でじっくりと考えて行動するタイプの香澄と近いものがありますね
佐久間由衣の「東京で好きな街」は?
――お参りを含め、浅草にはよく行きます。仲見世を歩きながら、揚げまんじゅうや亀十のどら焼き、メロンパンを食べたり(笑)。浅草といえば、中学生の時におじいさんに連れて行ってもらって初めてどぜう(ドジョウ)を食べた場所でもあります。
発売中の「週刊東京ウォーカー+」43号では、ほかにも、旅行で行きたい場所や、大切にしている言葉などを明かしている。
取材・文=田中隆信 編集協力=千葉由知(ribelo visualworks)