2025年6月4日にリリースされたNGT48の11枚目シングル『希望列車』。今作も選抜メンバーに名を連ねた1期生の西潟茉莉奈さんは、デビューシングルから11作連続での選抜入りを果たす唯一無二の存在。変化のまっただ中にあるグループの中で変わらずそこにいる意味を、西潟茉莉奈さんに聞いた。
「節目のシングルで選抜入りできたのがうれしい」
――前作シングル『一瞬の花火』(2024年8月発売)から続いての11人選抜。狭き門となりましたが、デビューシングル『青春時計』(2017年4月発売)から11作連続での選抜入りですね。
10周年を迎える節目でもありますし、新たなNGT48のスタートを切る大切なシングルになるので、こうして選抜に入れたことがすごくうれしいです。でも、私今年30歳になっちゃうんですよ。
――柏木由紀さんの卒業は32歳でしたから、まだまだ、という感じではないでしょうか。
柏木さんはレジェンドですから！でも、日々若いエキスをもらっているからか、体力的にはめちゃくちゃ元気なんです(笑）。この間も劇場に土日で4公演、出演させていただいたんですけど、意外と思ったより大丈夫で。まだまだ体力あるなって(笑）。
――今回の選抜メンバーは、3期生・4期研究生が過半数を占めるフレッシュな構成ですね。
選抜はもちろん、グループ全体を見てもすごく若い子がいっぱいいるなという印象です。3期生はもう頼もしい先輩ですよね。4期生も、5期生が入ってきたので先輩にならなくちゃいけないし。5期生も覚えることがたくさんあるなか、5月に開催したスプリングコンサートでも、一生懸命ついてきてくれたし。みんなの気持ちが1つになったからこそ、コンサートが成功したと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです。もちろんこれまでのNGT48も大好きですけど、今のNGT48も未来が明るくて、すごく大好きです。
「未来へまっすぐ進んでいくNGT48を見守ってほしい」
――『希望列車』という楽曲についても教えてください。初めて聞いたときは、どんな印象を持ちましたか？
今までのNGT48のシングルに参加させていただいたからこそ思うのかもしれないですけど、いい意味でNGT48っぽくないなと。また新しいNGT48の一面を見せられる楽曲だなというのが第一印象でした。歌詞に教室だったり、学生っぽいワードが多いので、10代に戻った気持ちで歌いたいなとも思いました(笑)。あと、未来を語っている楽曲なので、未来に向かって頑張っていく新たなNGT48を私も盛り上げたいという気持ちにもなりました。
――では、最後にメッセージをお願いします。
大切な10年目という節目に、11枚目のシングル『希望列車』をリリースできるのは、本当に応援してくださる皆さんのおかげです。これからも未来へまっすぐ進んでいくNGT48を見守っていただけたらなと思いますし、このシングルで一緒に盛り上がってもらえたらうれしいです！
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撮影・取材・文＝野木原晃一