愛猫家の暁龍(
@ankomugio
)さんは、SNSやブログを中心にネコ漫画を公開している。Instagramのフォロワー数は5.8万人(2025年6月10日現在)、飼い猫たちが繰り広げるけんかやトイレ事件などをコミカルに描いている。本作を描いた経緯や猫たちの日頃の様子などについて、暁龍(@ankomugio)さんにインタビューした。
愛猫たちと過ごすと、何気ない日常が宝物になる。
今作「猫が来た日」は、作者の暁龍さんが愛猫を迎えた頃の出来事を描いた作品だ。「里親募集サイトで写真を一目見て好きになりました!」と暁龍さんは当時を振り返る。2匹目に迎えた少し病弱だった麦との出会いは、まさに運命だったそう。「保護先で初めて会ったときも人見知りせず、フレンドリーでイメージ通りのイケメンでした!」と、暁龍さんは話してくれた。
猫と暮らすようになってから、「以前から描いてみたかった猫漫画を描き始めました」と暁龍さんは話す。特に麦の存在が大きかったようで「麦が体が弱かったのもあって、毎日を忘れないように描き残したかったです」と、作品への想いを明かしてくれた。
先住猫のあんこと麦の関係性は「姉と弟のような関係」とのこと。「本気のケンカはしませんが、時々遊びでバトルしてました。麦は力が強くてリーチも長く本気を出せば強いのですが、性格が穏やかなのであんこには勝てません」と、愛情たっぷりに語ってくれた。
現在は3匹目のまるも加わり、ますます賑やかな毎日を送っている。「私たちの年齢的にあんこと麦とまるの次の猫は迎えられません。3匹と暮らすこのごく普通の毎日を出来る限り描き続けたいです」と暁龍さんは話してくれた。
愛する猫たちと過ごすありふれた日常こそが、何よりの宝物。そんな想いが詰まった作品となっている。猫を飼うということは手間も責任も増えるけれど、それ以上に愛らしい存在と過ごせる喜びがある。猫との暮らしに興味がある人は、ぜひ読んでほしい!
取材協力:暁龍(@ankomugio)
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