【ホラー】かわいくてエロい保健の先生の本性は…悪霊を食べるヤバい女!?意外なギャップに萌える一作【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

ピギーガイスト画像提供:ウエマツ七司(@uemt_74)

今年入った保健医、「かわいくてエロいのに 人を食っちまうんだってさ 」。学食で交わされるそんな噂話。「俺も最近体調悪いし、保健室に行って癒やされようかな」と興味本位で言う男の背後には、べったりと女性の霊が張り付いていた――。「人を食っちまう」という噂の保健医の本性が暴かれる、ウエマツ七司( @uemt_74 )さんの「ピギーガイスト」を紹介するとともに、制作秘話など話を聞いた。

【漫画】本編を読む

作者の衝動が組み合わさって誕生した物語。制作の裏側について訊く

【漫画】「人を食べる」という保健医の正体は?画像提供:ウエマツ七司(@uemt_74)

ピギーガイスト(2)画像提供:ウエマツ七司(@uemt_74)

ピギーガイスト(3)画像提供:ウエマツ七司(@uemt_74)

幼少期から霊が視える体質の主人公・狼谷真人は、友人に憑いていた女性の霊を引き取ってしまう。お祓いを考えていたところ、「人を食う」と噂される新任の保健医・亜喰と出会う。彼女は霊を視認し、除霊も可能だと告げるが、準備が必要で三日後にお祓いが決まる。しかし、三日を待たずに霊の力が増し、狼谷は慌てて亜喰のもとへ駆け込む。亜喰はその霊を「美味しそう」と評し、なんと霊を食べてしまった…!昔から霊を食べてきたという彼女は、狼谷に今後も霊を連れてくるよう協力を求めるが、狼谷は断固拒否するのだった…

本作「ピギーガイスト」の作者であるウエマツさんは、物語が誕生するまでの過程について「まず、ヒロインの亜喰の本性のほう(ギザ歯で怖い目)が真っ先にできました。『このキャラを動かしたい!』と思う衝動と『怯えてる男性キャラが描きたい!』という衝動が組み合わさってできました」と語った。

タイトルの「ピギーガイスト」は、霊を意味する「ガイスト」に豚(Piggy)を掛け合わせたものだ。ネーミングの由来について、ウエマツさんは「霊を食べる『ガイストイーター』みたいにする予定だったのですが、ネタバレになるので食べる→豚→ピギーになり『ピギーガイスト』になりました」と教えてくれた。

ちなみに、本作におけるウエマツさんのお気に入りポイントは、狼谷に対して距離感が近い亜喰の「全部自分の魅力をわかってるあざとい行動」がわかりやすいところだという。

恐怖と狂気、そしてキャラクターの魅力が融合した本作は、読者に新たなホラー体験をもたらすだろう。

【漫画】本編を読む

取材協力:ウエマツ七司(@uemt_74)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

注目情報