SNSやブログ「横山家のマンガ。」で人気作を次々と発表する漫画家・横山了一さん(@yokoyama_bancho)。今回は、横山さんの代表作「どちらかの家庭が崩壊する漫画」を紹介するとともに、制作秘話を聞いた。
エリート夫の誤解と義母の暴走、崩壊への序章
エリート会社員の夫・シュウ、妻・ユイ、娘リエの薬師寺家。一見幸せそうだが、シュウの浮気疑惑や義母との同居を勝手に決めたことに耐えかね、ユイは家を出る。しかしシュウは、ユイの友人・マリンの夫・ゴンと不倫していると勘違いし、殴りかかってしまう。思い通りに生きてきたシュウの人生が崩壊し始め、義母・聡子の狂気的な行動もエスカレートする。
人気キャラ「ケント」が登場した理由
2巻から登場し、重要な役割を果たす新キャラクター「ケント」について横山さんは、「もともとネットの別シリーズに出ていたキャラクターで、性格がすでに固まっていた。一番力になってくれそうなので出してみた」と語る。「彼には相棒の『オッくん』もいるが、顔がシュウに似ていて読者が混乱するのでほとんど出していない」と裏話を明かした。
徐々に崩壊していく薬師寺家。シュウはユイを取り戻せるのか。ぜひ本編を最初から読んで、その行方を確かめてほしい。
漫画の本編300ページ以上を一挙読み
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