帰宅時の「手洗ったー?」や「片づけないなら捨てるよ」など、母親のお馴染みのセリフ。なぜ共通して同じセリフを言うのだろう?そして大人になって初めて、それが「愛のあるありがたい言葉だった」と気づく不思議。今回は5.6万いいねを集めた、大町四天王さん(@henkenkaoaruaru)の漫画「お母さんが100万回言うやつ10選」を紹介する。
「全部言ってる!」共感呼ぶ母の“お小言”
Instagramで10万人のフォロワーを誇る大町四天王さん。彼の「お母さんが100万回言うやつ10選」は、「お弁当箱出して」「なんで洗濯機回した後に服出すの?」など、誰もがうなずく母親のセリフが並ぶ。読者からは「全部言ってる」と苦笑する声や、「言ってもらえるのが幸せだと気づいた」と母親の愛を感じる声が寄せられた。かつては小言にうんざりした人も、一人暮らしや親になった経験を経て、親の絶大な愛に感謝するという。
漫画を描き始めたきっかけについて、「おもしろいものを作ってたくさんの人に喜んでもらいたくて投稿し始めた」と語る。ネタは自身の人生を思い出しながら集めているという。5.6万いいねの反響には、「たくさんの方に共感いただき、喜んでもらえたのでうれしい」と述べた。
本質を突く「偏見キャワワ」の魅力
大町四天王さんのもう一つの人気作「偏見キャワワ」は、キャバ嬢が飼う偏見の強いチワワが主人公だ。その偏見で飼い主を助けるキャワワは、見た目は可愛いが本質を突く言動で、「くっそめそに言われたい」という信者も増加中。
特に1万いいねがついた「マッチングアプリの偏見」では、嫌な経験をした飼い主に対し、キャワワが「思考回路がやばい」「また運命の人と会える確率が上がった、とか思った方が得なのよ」と的確なアドバイスを放つ。
偏見シリーズ制作で気をつけているのは、「多くの人が自分ごととして見れるテーマで、トレンドを意識すること」。ネタは「自分が納得するクオリティのあるあるが思いつくまで妥協しない」という。今後も「偏犬キャワワ」のような、かわいいキャラクターが登場するコメディ漫画を描いていきたいと展望を語った。
取材協力:大町四天王(@henkenkaoaruaru)
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