ときめきが止まらない!ハウステンボスに誕生した世界唯一の「ミッフィーエリア」を体験レポ

東京ウォーカー(全国版)

ミッフィーが誕生してから70周年となる2025年。新たな節目となるこのアニバーサリーイヤーに、世界で唯一のミッフィーのテーマエリア「Miffy Wonder Square(ミッフィー・ワンダースクエア)」がオープン。2025年6月21日、長崎・ハウステンボス内に、ミッフィーの世界観をたっぷり堪能できるアトラクションや、レストラン、カフェ、ショップが登場した。そこで今回は、同エリア先行体験イベントのレポートをお届け!

「ミッフィー・ワンダースクエア」に近づくと、カラフル&かわいい家々が見えてくる


コンセプトは「ミッフィーとなかまたちのあこがれの休日」。新エリアの目玉となるのは、ミッフィーの世界に没入できる3つのアトラクション(ライド型2種、グリーティング型1種)だ(※ライドアトラクションがあるのはハウステンボスのみ/ハウステンボス調べ)。

【写真】「ミッフィー・ワンダースクエア」キービジュアル。3つのアトラクションやレストランに注目しよう

「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」で空を冒険!(C) Mercis bv


ヨーロッパ風の景色が広がり、まるで海外旅行をしているような気分になれるハウステンボス。アムステルダムシティのスタッドハウス前にある大きな花壇もミッフィーのデザインになっており、ワクワクと心が弾む。

アムステルダムシティのスタッドハウス前にある大きな花壇もミッフィーのデザインに


そんな花壇に目を留めつつ、前を向くと360度“ディック・ブルーナ”カラーがあしらわれたカラフルな街並みが出現する。こちらはヨーロッパ風でありながら、絵本そのままのメルヘンチックな世界観を踏襲。それが大規模に展開されていて目を奪われる。

“ディック・ブルーナ”カラーがあしらわれたカラフルな街並み


まずは、空を冒険できるという「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」へ。これは、ミッフィーがパイロットのおじさんと飛行機に乗り、空を飛ぶアニメーション作品の世界を体感できる4人乗りのライド型アトラクション。

「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」は4人乗りのライド型アトラクション


アニメーションと同じ赤い飛行機に乗って、ハウステンボスの街並みを見渡しながら浮遊感を楽しめるのだが、注目ポイントは、前方の座席に座れば“自分で上昇&低空飛行の操縦ができる”ところ。目の前にあるボタンを押すと、グワ~ン!と急上昇するのがおもしろく、反対にガクンと降下する瞬間はスリルがあり、大人の記者も少しドキッとした。

ボタンを押すと上昇&低空飛行の操縦ができる


■アンクルパイロットのフライトアドベンチャー
<利用制限>身長90センチ未満は利用不可/身長120センチ未満は保護者(18歳以上)の同伴が必要/酒気を帯びた人/妊娠中の人/安全装置を正しく装着できない人/悪化するおそれのある症状を持つ人(乗り物酔い、めまい、首・背中・腰・脊椎の疾患、心臓病、血圧異常など)/ホストクルーが適正ではないと判断した場合/車イス利用者。自力歩行が可能な人は利用可/補助犬同伴は利用不可

お次は、ミッフィーやなかまたちと一緒にセーリング体験ができる「ミッフィー&フレンズのヨットセーリング」へ。こちらは、アニメーション作品『Miffy's Adventures Big and Small “Miffy and the toy boat”』(ディック・ブルーナ原案/ブルーズー・アニメーション・スタジオ制作)の中で繰り広げられる世界を表現した、ヨット型の2人乗りライドアトラクション。ポップでユニークな音楽が流れると、ヨットは見た目のかわいさとは裏腹に、かなりスピーディーに推進。同時に、“パシャパシャ”という水の音と、上下に揺れる動き方も加わり、リアルに波に乗るようなイメージを堪能できた。

ミッフィーやなかまたちと一緒にセーリング体験ができる「ミッフィー&フレンズのヨットセーリング」

そのスピーディーさに驚くこと間違いなし


■ミッフィー&フレンズのヨットセーリング
<利用制限>3歳未満は利用不可/身長90センチ未満は利用不可/身長130センチ未満は保護者(18歳以上)の同伴が必要/酒気を帯びた人/妊娠中の人/安全装置を正しく装着できない人/悪化するおそれのある症状を持つ人(乗り物酔い、めまい、首・背中・腰・脊椎の疾患、心臓病、血圧異常など)/ホストクルーが適正ではないと判断した場合/車イス利用者。自力歩行が可能な人は利用可/補助犬同伴は利用不可

そして3つ目のアトラクション、国内初(※ハウステンボスオリジナルミッフィーのグリーティングにおいて)の常設グリーティング施設「グリーティングギャラリー」へ。こちらは、“ヨーロッパの街角にあるアートギャラリー”をイメージした館内で、ミッフィーとグリーティング&フォトモーメントを楽しめる。体験できるのはおよそ60秒。さまざまなポーズを取ってくれるミッフィーを撮影したり、一緒に記念ショットを撮ったり、ハイタッチや握手をして特別なひと時を過ごすことができた。

一緒に撮影!常設グリーティング施設「グリーティングギャラリー」

「グリーティングギャラリー」には2つの部屋が設けられている(※部屋の選択はできない)


■グリーティングギャラリー
車イス利用者は車イスのまま利用可。補助犬同伴OK<利用制限>悪化するおそれのある症状を持つ人/ホストクルーが適正ではないと判断した場合

そのほかエリア内には、グルメショップやグッズショップなど“かわいい”があふれたさまざまな施設がオープンした。グルメショップは、大型のレストラン「エブリデイ・セレブレーションキッチン」と、“休日にピクニックを楽しむミッフィー”をイメージしたテイクアウト専門のカフェ「ホリデー・ピクニックカフェ」が登場。前者は圧巻の華やかさで、“セレブレーション”をイメージしたフード&スイーツに、フォトスポットにもなる大きなウォールアート、バルーンやガーランドで飾り付けた空間が用意され、随所にときめきが詰まっていた。

絵本から飛び出してきたようなキュートなフード&スイーツ※この画像には「エブリデイ・セレブレーションキッチン」のメニューのほか、異なる店舗のテイクアウト専用商品なども含まれる

「エブリデイ・セレブレーションキッチン」の「ミッフィー夢の中のオムライス」(2200円)はボリューム満点!マッシュポテトを使ってプルンと仕上げた新食感のミッフィーモチーフがトッピングされている

ふわふわ卵の上でミッフィーとメラニーが“空を楽しく遊んでいる”姿をイメージ。濃厚なソースと、ゴロッと大きなお肉を満喫できる

大型レストラン「エブリデイ・セレブレーションキッチン」内観

2階へ続く踊り場。「エブリデイ・セレブレーションキッチン」にはさまざまなフォトスポットがある

店員さんの制服もキュート!

“休日にピクニックを楽しむミッフィー”をイメージしたテイクアウト専門のカフェ「ホリデー・ピクニックカフェ」のテラス席。花束をイメージしたクレープなどを販売している

エリア内のフードワゴンでは、ミッフィーメニューを片手に持ちながら楽しめる「ミッフィーポップコーン」(500円)や「ミッフィーチュロス」(プレーン/チョコ 各500円)も登場

エリア内にはフォトスポットがいっぱい。ミッフィーのかわいさに一日中満たされる「ミッフィー・ワンダースクエア」


ちなみに2025年秋には、全世界で8500万部以上(※ディック・ブルーナ氏が創作した絵本において)刊行された絵本やイラストの世界に没入できる屋内ウォークスルー型アトラクションもオープン予定。夢の世界が広がる「ミッフィー・ワンダースクエア」に家族や友達と一緒に出かけて、特別な時間をぜひ過ごしてほしい。

全体マップ

「ミッフィー・ワンダースクエア」はアムステルダムシティ内にオープン


取材・文=平井あゆみ 

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(C) Mercis bv

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