東京都スポーツ文化事業団が運営する「駒沢オリンピック公園 総合運動場体育館」が、2025年7月6日(日)にリニューアルオープン。それを記念し、当日10時から17時まで、一般来場者向けの「駒沢体育館リニューアルオープンイベント」が開催される。
本イベントでは、東京2020大会 女子レスリング50キロ級で金メダルを獲得した須﨑優衣選手をはじめ、スポーツクライミングの野口啓代選手、フェンシングの見延和靖選手など、オリンピアンによるトークショーなどを実施予定。
さらに、レスリングやバスケットボールなどのスポーツ体験コーナーに加え、地元のキッズチアリーディングチームやアーティストによるミニライブなど、ステージパフォーマンスも充実している。トップアスリートのパフォーマンス観賞やさまざまな体験を通して、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容だ。
また、東京2020大会から4周年を記念した「東京2020大会メモリアルデーイベント」も同時開催。メダリストによる特別プログラムや、2025年秋ごろに東京都で開催される「東京2025世界陸上競技選手権大会」および「第25回夏季デフリンピック競技大会東京2025」の紹介ブースも展開される。両大会への関心や期待を高めるきっかけとなりそうだ。
今回のリニューアルでは、眩しさを軽減するルーバー付きの競技用LED照明や、国産材を使用した新しいアリーナ床を導入。さらに、空調方式の上部吸い込み・下部吹き出し方式への刷新や、車いす対応エレベーターの新設、車いす席の増設、太陽光発電設備の導入など、誰もが利用しやすい施設へと生まれ変わる。観客席には東京2020大会で使用された東京アクアティクスセンターの座席が再利用されており、サステナビリティへの配慮も随所に感じられる。
公園内にはドッグランやジャブジャブ池といった家族連れに人気のエリアも多数あり、週末のおでかけ先としてもぴったりのスポットだ。家族や友人と一緒に、リニューアルした体育館と併せて訪れてみてはいかがだろうか。
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