日常の出来事の着眼点を変えるとおもしろいエッセイ漫画がXで大きくバズった、さてよ
(@sateyo)
さんの創作漫画「死にたい女子大生が60歳の親友と大学生活を楽しんで死ぬ話」を紹介しよう。
何気ない日常を少し違う視点で見ると別のおもしろさがある!
18歳の光は、「死にたい」が口癖のネガティブな大学一年生。そんな彼女の親友は、60歳でポジティブな性格の月子。朝早い講義に対して光が「死にたい」と呟くと、月子は「紫外線が強くなる前に通学できてラッキーよ」と軽やかに返す。
そんな本作「死にたい女子大生が60歳の親友と大学生活を楽しんで死ぬ話」を制作したきっかけについて、作者のさてよさんは「私自身がネガティブな性格なので、『ポジティブで、かつ歳の離れた友人がいたらいいのにな』と思ったのがきっかけです」と明かす。
また、対極的な2人のキャラクターについては、「ネガティブな大学生である『光』は過去の経験からネガティブな思考になっています。光はネガティブなことを言いがちですが、それをポジティブな60代の『月子』がポジティブに切り返します。そんな2人が仲良くしている様子を楽しんでもらえたらうれしいです」と話す。
さてよさんは「何気ない日常を少し違う視点で見ると別のおもしろさがある」と語る。これは、さてよさんならではの視点であり、これまで発表してきたエッセイ漫画とも通じる魅力だ。ポジティブな60代の月子だが、実は彼女には子どもを亡くした過去がある。彼女の「やりたいことリスト」を2人で実現していく姿に、今後も注目したい。
最後に、さてよさんは「商業漫画家デビューをすること。書籍化され、近所の本屋さんに自分の本が並んでいるのを見るのが夢です」と、今後の目標を語った。やりたいことリストや2人の何気ない会話の一つひとつに、見どころが詰まった「死にたい女子大生が60歳の親友と大学生活を楽しんで死ぬ話」を、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力:さてよ(@sateyo)
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