「手の描き方が美しすぎる！」と話題の漫画家・小菊路よう
(@TheeKick)
さんが、今回描くのは〈腕のお化け〉の話。
仕事に悩み、疲れてしまった会社員・梅さんがうまく寝つけずにいると、目の前になんと〈腕のお化け〉が現れた！この腕のお化けの正体は悪者なのか？味方なのか？
ちょっと抜けたところのある天然な会社員・梅さんと、色白マッチョな腕のお化けの不思議なコンビが繰り広げる、ほっこり笑える怪異漫画の世界にどっぷり取り憑かれてみてはいかが？
ランドセル救出作戦、成功か？
木に引っ掛けられてしまった少年のランドセルを取ってきてあげようとする梅さん。危ないからと心配する少年をよそに「昔、木登りして遊んでいたから大丈夫！」と、果敢に木に登っていく。作者の小菊路さんも梅さんのようによく木登りをして遊んでいたのか尋ねると、「運動神経はよくありませんでしたが、高いところのスリルを感じに木に登って遊んだりはしていました」と答えてくれた。
ランドセルを無事救出したかに思えたが、木から落下してしまう梅さん。思わず少年も目を瞑るが、次の瞬間、梅さんの身体がフワッと宙に浮く様子を見て「この人はヒーローだ！」と確信する。カイさんの暗躍もありつつ、ヒールで木に登ってしまう梅さんはまさにヒーローそのものだ。
作者にとってのヒーローについて聞いてみると、「昔から『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』が好きです。特にドナテロというメカに強いキャラクターが頭脳でチームに貢献する姿が好きで、彼のように自分の得意分野で頑張れる存在になりたいなとずっと憧れています」とヒーロー像を語った。
少年の真っ直ぐな眼差しに「天使あらわる」「かわいい」の声が続出した今回のお話だが、毎回いろんな角度から癒やしをくれる「おツカレお姉さんと腕のお化け」から今後も目が離せない。
取材協力：小菊路よう(@TheeKick)
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