シリーズ累計発行部数3000万部突破の『チェンソーマン』屈指の人気エピソードを映画化した『チェンソーマン レゼ篇』が、2025年9月19日(金)より全国公開される。
藤本タツキさんによる『チェンソーマン』は、「週刊少年ジャンプ」で第一部「公安編」が2019年1号から2021年2号まで連載され、現在は「少年ジャンプ+」で第二部「学園編」が連載中。2022年にはアニメスタジオMAPPA制作によるTVアニメが放送され、大きな話題を呼んだ同作が、今度は劇場版として登場する。
物語の舞台は、悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」となった少年・デンジが公安対魔特異4課のデビルハンターとして活動する世界。憧れのマキマとのデートでうかれる帰り道、雨宿りをしていたデンジは、カフェで働く少女レゼと運命的な出会いを果たす。純粋で優しいレゼに心を奪われるデンジだったが、彼女には隠された正体があった——。
デンジ役を担う戸谷菊之介さんは、今回の劇場版について「レゼ篇大好き！原作を読んでいた時から、この感情を揺さぶられる目まぐるしい展開の連続は映画になったらすごいだろなぁ〜と思っていたので、劇場版として映画館で観られるのがとてもうれしいです！」と興奮を隠さない。さらに「レゼが来る…！レゼが来るよぉ〜！レゼにときめくシーンも、チェンソーマンにしか出来ない高IQバトルシーンも全力で演じさせていただきます！」と意気込みを語った。
一方、レゼ役の上田麗奈さんは、PVを収録したときに隣のマイクで芝居をしていた戸谷さんの声に「デンジだ！本物のデンジがいる！」と感嘆したという。「スタッフさん方の原作へのリスペクトと、作品作りへの強いこだわりを受けて、今はとにかく身が引き締まる思いでいっぱいです」と語る。
公開された特報映像は、「デンジ君はさ、田舎のネズミと都会のネズミ、どっちがいい？」というレゼの問いかけから始まる。特に注目すべきは、夜のプールで「私が全部教えてあげる」と手を差し伸べるレゼの美しさと、その裏に隠された冷酷さのコントラスト。実はレゼはデンジの心臓を狙う刺客で、爆弾の力を操るボムだった。「俺が知り合う女がさあ！！全員オレん事殺そうとしてんだけど！！」というデンジの絶叫とともに、迫力のバトルシーンが展開される。
特報映像は1100万再生(2025年6月26日時点)を突破。ファンからは「キャラデザから演出まで全てが原作ぽくなってる」「久しぶりのこのデンジくんの狂いっぷり聞けるの楽しみすぎる」といった声が続々と寄せられており、期待はいやが上にも高まっている。デンジの初恋の行方と、想像を絶するバトルの行く末を、ぜひ映画館の大画面で目撃してほしい。
■STAFF
原作：藤本タツキ(集英社「少年ジャンプ+」連載)
監督：吉原達矢
脚本：瀬古浩司
キャラクターデザイン：杉山和隆
副監督：中園真登
サブキャラクターデザイン：山﨑爽太／駿
メインアニメーター：庄一
アクションディレクター：重次創太
悪魔デザイン：松浦力／押山清高
衣装デザイン：山本彩
美術監督：竹田悠介
色彩設計：中野尚美
カラースクリプト：りく
3DCGディレクター：渡辺大貴／玉井真広
撮影監督：伊藤哲平
編集：吉武将人
音楽：牛尾憲輔
配給：東宝
制作：MAPPA
■CAST
デンジ：戸谷菊之介
ポチタ：井澤詩織
マキマ：楠木ともり
早川アキ：坂田将吾
パワー：ファイルーズあい
東山コベニ：高橋花林
ビーム：花江夏樹
暴力の魔人：内田夕夜
天使の悪魔：内田真礼
レゼ：上田麗奈
(C) 藤本タツキ／集英社・ＭＡＰＰＡ
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。