ぺ子(@peko_comic)さんは、SNSやブログを中心に実話に基づいた作品をいくつも公開している。SNSに投稿された『原因は、俺…?』という作品はフォロワーさんの実体験を基に描かれ、注目を集めている。本作を紹介するとともに、不妊治療の経験がある作者に、治療を休むと夫婦にどんな変化があると思うかなどについても伺った。
※本作にはセンシティブな表現があります。閲覧には十分ご注意ください。
「子どもが欲しいんじゃない。えーいちとの子どもが欲しいの」と泣きながら訴える妻。長年不妊治療をしてきた夫婦だが、次の治療で貯金もなくなってしまうようだ。
「次を最後と決めて、2人でやりきってみない…?」と夫に話す妻。そして「半年間、治療忘れちゃおっか!」と提案し、スマホで前から行きたかった旅行先の画像などを見せる。
妻は「子どもがいたらできないことをやり尽くしちゃおうよ!」と笑顔で言うと、「いいな…あり寄りのありだな…!」と前向きに考え始める夫。そして、2人は半年ほど治療のことを忘れて、遊び歩いたのだ。
そんなある日、夫は仕事のあとに同僚の木嶋さんと飲みに行くことに。そこで夫は夫婦で不妊治療をしていることを話すと、木嶋さんは「奥さん大変だな。どう声をかけていいか…フォローするのも気をつかうよな」と言う。
その言葉を聞いて、夫は「不妊の原因は、俺なんだ…」と具体的な原因を詳しく話し始めるのであった。
――半年ほど不妊治療を休んで夫婦で遊び歩いたことで、夫婦にどんな変化があったと思いますか?
不妊治療中は妊活のことしか考えられなくなったりするので、夫婦仲もギスギスしやすいんですよね…。
――木嶋さんのように、不妊は女性側に問題があると思っている男性は多いと思われますか?
多いのではないでしょうか。というのも、「妊娠・出産」は女性にしかできないものなので、必然的に「不妊=女性」のイメージがついてしまうのかな、と思います。
ぺ子さんのSNSやブログなどではそのほかの作品も投稿されているので、興味がある方はこの機会にぜひ読んでほしい!
※この作品は事実に基づいたフィクションであり、実在する人物・団体とは関係ありません。
取材協力:ぺ子(@peko_comic)
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