ありそうでなかった“非スイーツ系”大福が登場!新感覚の「肉菓子」が京都・祇園で販売

東京ウォーカー(全国版)

コドモゴコロ株式会社は、新しいスタイルの大福「お肉の大福(肉菓子)」を発売。京都・祇園にある直営店「かぎりなき福」で販売されている。

日本の伝統的なおかずを包み込んだ新感覚フード「お肉の大福(肉菓子)」


「肉菓子」とは、ほんのり甘く柔らかいもちで「牛しぐれ」「豚しょうが」「鶏てり」といった日本の伝統的なおかずを包み込んだ、大福の常識をくつがえす新感覚フード。塩味と甘味の絶妙なバランスが光る逸品だ。

肉菓子誕生の背景

近年、SNSの影響により食品業界は「見映え重視」の流れにある。しかし、ビジュアルに特化した食品の多くは糖質やグルテンの過多にかたよりがちで、10年後・20年後の健康被害への影響も懸念されている。

こうした課題を踏まえ、同社は「美しさ」と「おいしさ」、そして「健康」のバランスを重視した商品づくりに着手。その結果、スイーツでも総菜でもない、新たなカテゴリ「肉菓子」が誕生した。片手で手軽に食べられるワンハンド設計で、忙しい現代人の食生活に寄り添うひと品となっている。

【写真】スイーツや惣菜というジャンルの垣根を超えた新しい「肉菓子」


屋号「かぎりなき福」には、「尽きることのない幸福」を届けたいという願いが込められており、縁起物として親しまれてきた大福を、全く新しい形で再構築した試みだ。

商品の特徴

肉ともちの絶妙なコラボレーション

柔らかなもちの中からあふれ出す肉汁。甘さを抑えたもちと、旨みが凝縮された肉あんは、「和」と「肉」の絶妙なコラボレーション。甘い大福とは異なるその味わいは、おやつとしても軽食としても満足感が高い。

⁠グルテンフリーで健康志向にも対応

小麦粉を一切使用しておらず、グルテンを避けたい人やアレルギーのある人にも安心して食べられる。もち米を使用することで、自然な甘みともちもち食感が楽しめる。

甘いものが苦手な人にも最適

「大福=甘い」の常識をくつがえす、塩味ベースの“非スイーツ系”大福。特製の肉あんを包み込んだもちから広がるのは、ほんのりとした甘みと肉の旨みの絶妙なバランス。甘いものが苦手な人にもすすめやすい新しいごちそう菓子だ。

塩味ベースの餡と、自然な甘みの餅が絶妙な味わい


商品ラインナップ
・牛しぐれ:600円
・豚しょうが:500円
・鶏てり:500円

店舗情報
かぎりなき福
所在地:京都府京都市東山区末吉町95-5 光映会館 1階
電話番号:075-748-1929
営業時間:15時〜23時
定休日:日祝

「かぎりなき福」店舗


「お肉の大福」について、担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の商品の目的・ターゲットは?
流行りのスイーツは、お客様の健康よりも利益追求が優先されていることが多いと感じております。グルテンや糖分過多など、健康被害を考慮した本当においしいと思ってもらえる商品ができないかと考えました。また、ターゲットは、お子様から年配の方まで親しまれる「新定番」を目指したいと考えております。

ーーアイデアはどのようにして生まれた?
ある日フルーツ大福を食べたとき、あんこやフルーツの大福はあるのに、なぜ肉の大福はないのだろうと思い試作を製造したところ、周りから好評を受けようやく商品化にいたりましたが開発には1年かかりました。時間経過で、肉の油分がおもちに染み込みおいしそうには見えないため、油分をできる限り絞っておもちで包むとおいしくない。添加物などを入れないとおもちがかたくなるなどの苦労がありました。

ーーユーザーへのメッセージは?
ビジュアルは映えませんが、体に優しく甘じょっぱい新感覚の本当においしいお肉の大福ですので、ぜひご賞味ください。

肉と和の新たな可能性を切り開いた「肉菓子」は、甘いものが苦手な人にも、健康志向の人にも、そして新しいおいしさを求める人に最適なひと品だ。新たな大福の味を、ぜひ確かめてみて。

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