2014年秋に平成の大修理を終え、創建当初の鮮やかな赤色を取り戻した鳳凰堂。修理後、一般公開初となる夜間特別拝観「瑞光照歓~錦秋のあかり~」を11月18日(土)から実施する。夜間特別拝観では、鳳凰堂と紅葉がライトアップされ、平安時代の歌人・橘俊綱が歴史物語「今鏡」の中で当代きってのものとうたった浄土式庭園とミュージアム「鳳翔館」が拝観できる。鳳凰堂に手を合わせ、鳳凰堂の光が周囲の紅葉を照らすように、人々の心も明るく照らされるよう祈りたい。夜間特別拝観の期間中は、限定の御朱印がいただけるので、こちらも要チェック。
鳳凰堂の内部拝観をするなら昼に!
国宝に指定されている、鳳凰堂のご本尊・阿弥陀如来坐像や、長押(なげし)の上の小壁にかけ並べられている52躯の菩薩像をスタッフの丁寧な解説付きで拝観ができる。事前にミュージアム「鳳翔館」で写真やCGなどで見ておくとわかりやすい。
夜間特別拝観「瑞光照歓~錦秋のあかり~」は、11月18日(土)から12月3日(日)の金・土・日・祝日。平日(金曜除く)は、夜間特別拝観の実施はないのでご注意を。【関西ウォーカー編集部/惣元美由紀】
惣元美由紀