学生時代から漫画を描いているのぞみわたる
(@nozomiwataru)
さんは、SNSやブログを中心に漫画を公開しており、「のぞみわたるのギャグ漫画」はシンプルな描写だが、どこかくすっと笑えて読み続けたくなる作品だ。今回は2作の4コマ漫画を紹介するとともに、著者に最近の米不足への対策についても話を聞いた。
薄毛の治療や米騒動…現実でありそうなことをギャグに!
「のぞみわたるのギャグ漫画」シリーズより本作「お米がない」は、飲食店を舞台に繰り広げられるストーリーである。
ある日、飲食店で従業員が空になったお釜を見せて「店長大変です!店のお米が全部なくなりました」と深刻な表情で報告してきた!店長はお米がないという予想外の事態に焦り、「こうなったら近くの弁当屋ですぐにお米を買ってくるんだ!」と従業員に指示を出すと従業員は早速、弁当屋でからあげ弁当を一つ注文し、持ち帰るとまさかの自分で完食…。
2024年は令和のコメ騒動で米の価格が高騰し、手に入りにくかったが「お米がないならパンを食べればいいというのはタテマエロマエで、僕の住んでいる地域では多少の値上げこそあれど、お米がなくなるところまではいってないんですよね。そんなわけで、特に対策という対策を講じることもなく、ありがたく食べさせてもらっています(笑)」と作者ののぞみわたるさんは話してくれた。
また、同シリーズ作品である「薄毛治療」では、薄毛の悩みを抱える男性がクリニックで増毛の施術を受けるというストーリーが描かれている。医師曰く、今回の施術では後頭部の毛を使って前髪を増やすとのことだった。施術後の自分を鏡で見た男性は、見た目の変化に大満足の様子だ。しかし、後頭部は大胆に刈り上げられていて、本人にはそれが見えていない。不幸中の幸いともとれる秀逸なギャグセンスに、思わず顔が緩んでしまう作品である。
日常で悶々とストレスを抱えている人も、くすっと笑える本作をぜひ一度読んでみて。
取材協力:のぞみわたる(@nozomiwataru)
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