HKT48、19thシングル『半袖天使』発売!梁瀬鈴雅「自分の新しい一面を見せられるチャンスだと思う」

東京ウォーカー(全国版)

2025年7月23日(水)リリースされる、HKT48の19thシングル『半袖天使』で3作連続の選抜入りを果たしたHKT48の梁瀬鈴雅(れいあ)さん。前回の単独インタビューから約9カ月、着実にステップアップを続ける彼女が、近況や新曲への想い、そしてこれからの目標までたっぷりと語ってくれた。

HKT48の19thシングル『半袖天使』で3作連続の選抜入りを果たした梁瀬鈴雅さん


「このままじゃまずい!」って思って。外見も内面も、どちらも磨く9カ月でした


――前回のインタビューから約9カ月。この期間はどんなふうに過ごしていましたか?

この前のウォーカープラスさんのインタビューを読み返してみたんですけど、「あれ、自分ってあんまり変わってないかも」って思ったんです。でも、あらためて振り返ってみると、少しずつだけど成長できたんじゃないかなって。

HKT48の代表として取材を受けるなんて信じられない…って前は思ってたんですけど、今はそういう場に備えて語彙力をつけようと読書を始めたんです。毎日1冊読む!って決めて、本当に自分磨きに取り組んでます。

【写真】HKT48の19thシングル『半袖天使』で3作連続の選抜入りを果たした梁瀬鈴雅さんが今の心境を語った

あと、見た目のことも。もともと美意識が本当に低くて、お風呂上がりに髪を乾かさずに寝ちゃうこともあったくらい(笑)。でも、グループの代表として人前に出る機会も増えて、「このままじゃまずい!」って思って。外見も内面も、どちらも磨く9カ月でした。

――あのころは「なぜ私が単独インタビューを…?」と戸惑っていましたよね。

本当にそうです(笑)。1人でフォーカスしてもらうことが初めてで、何をどう話せばいいかわからなかったんですけど、今回またソロでインタビューしていただけて…やっぱりすごくうれしいし、驚いてます。

――前回、「1年後にはさらに成長してるんでしょうね」とお話しました。

はい。選抜に入ることを目標にしていて、前回よりもいいポジションを…ってずっと頑張ってきたんです。でも、「センターに立ってほしい」って言ってもらえたのは前回のインタビューが初めてで、それが本当にうれしくて。それと同時に、「期待してもらっているなら応えなきゃ」って強く思いました。

「今回またソロでインタビューしていただけて…やっぱりすごくうれしいし、驚いてます」

――センターに対する意識も変わってきた?

はい。今回の選抜発表のとき、自分でもびっくりしたんですけど、本当にちょっとだけ想像してしまっていて…。今までは「誰がセンターかな?」って思う側だったのに、自分もセンター候補に入るかもしれないって考えられるようになりました。結果的にはセンターにはなれなかったけど、そこを目指して頑張る気持ちは変わっていません。アイドルでいられる時間って短いので、「いつか立ちたい」じゃ間に合わないなって。

「毎日本を1冊読む!って決めて、本当に自分磨きに取り組んでます」

――実際、今回のシングルでも選抜メンバーに入りましたね。

センターを目指して頑張っていた分、不安もすごく大きくて…。発表が近づくにつれて、夜に涙が止まらなくなったりもしていました。でも、名前を呼ばれた瞬間は「うれしい」よりも「安心」が大きかったです。もうこれからは、ずっと選抜にいられるようにしなきゃって思いました。センターを狙うなら、まずそこがスタートラインなので。

――インタビューをしていても、やっぱり梁瀬さんから“強さ”を感じます。

ありがとうございます。前に立ちたいという気持ちは本当に強いですし、だからこそ前に出たときのプレッシャーも感じます。でも、それに耐えられる人にならなきゃって思っていて。今はその準備期間かな。

「自分もセンター候補に入るかもしれないって考えるようになりました」

“制服の天使”になりきって、見ている人にキュンとしてもらえたらうれしい


――『半袖天使』についても聞かせてください。最初に曲を聴いた時の印象は?

すごくかわいくて、まさに“ザ・HKT48”って感じのアイドル曲だと思いました。前の2曲はメッセージ性が強くて、歌詞の意味をしっかり届けるような作品だったんですけど、今回は“恋する女の子”を表現する曲で。私、どちらかというとメッセージ性の強い曲を表現することが得意だと思っているので、最初はちょっと苦手意識もあったんです。でも、自分の新しい一面を見せられるチャンスだと思って、頑張っています。

「ずっと選抜にいられるようにしなきゃって思いました。センターを狙うなら、まずそこがスタートラインなので」

――振り付けも“ブリブリ系”なんですよね?

めっちゃブリブリです(笑)。でも、楽しんでやってます。アイドルファンだったころに「かわいいなあ」って思っていたような姿に、今の自分がなれているってすごくうれしいです。今回、制服姿で踊っているんですけど、私はもう高校も卒業してて、制服が似合う年齢じゃないかもしれないけど、まだ若い方だと思うので、“制服の天使”になりきって、見ている人にキュンとしてもらえたらうれしいです。

「『半袖天使』は、すごくかわいくて、まさに“ザ・HKT48”って感じのアイドル曲だと思いました」

――衣装にもこだわりがあるとか。

はい!本物の学生服を使ってるらしくて、しかもメンバーごとにリボンの色が違うんです。

――今回の振り付けで注目してほしいところは?

センターの地頭江音々(ねね)さんに羽を作るシーンです。全員でV字になって、彼女の背中に羽が生えてるように見せるんです。すごくキレイで、私もお気に入りのパートなので、ぜひ注目してほしいです。

――HKT48の中で、これからどんな存在になっていきたいですか?

HKT48のよさって、やっぱり仲のよさだと思うんです。でも、仲がよすぎると遠慮しちゃって、なかなか「センターになりたい!」って言いづらくなっちゃうんですよね。でも私は、加入当初からセンターを目指して活動してきたので、今回はあえてメラメラした気持ちでいきたいと思ってます。仲のよさを大事にしつつも、ライバル心も持って、みんなで高め合っていけたら最高だなって思ってます。グループも今、シングル発売で勝負をかける時期だと思うので、私がその“火花”になれたらって。

「本物の学生服を使ってるらしくて、しかもメンバーごとにリボンの色が違うんです」

――これからの目標を教えてください。

この1年で少しずつ自信もついてきたし、自分のやりたいことに正直に、まっすぐに進んでいきたいと思っています。

――最後にファンへのメッセージをお願いします。

19枚目シングル『半袖天使』は、夏にぴったりな曲になっています!フェスやイベントなど、たくさんの場所で盛り上がれたらうれしいですし、皆さんと一緒に夏の思い出を作っていけたらと思っています。私たちが“天使のようにキラキラかわいく”歌って踊るので、たくさん見に来てください!よろしくお願いします!

(C)Mercury

撮影・取材・文=野木原晃一

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