SNSやブログを中心に仕事や子育てのエッセイ漫画を公開する河野りぬさん(@job_rinu)。今回は友人の実体験を元に描かれた『【ほん怖】長距離ドライブの謎…』を紹介。この夏にぴったりのちょっと怖い話と、著者に本作を描いた理由を前・後編でお届けする。
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真夜中のドライブ…霧の先に現れた異世界と、おじさんの警告
▼結末にゾク…
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ある日、Mさんは彼氏に誘われ、夜明け前に車で海へ釣りに出かけた。彼氏が疲れていたため、Mさんが一人で長距離を運転することに。
その日は濃霧で、10メートルほど先も見通せない状況。普段なら20分ほどで抜ける道が、1時間以上もかかってしまった。道を間違えたかと内心ドキドキしていたが、しばらくすると海が見えてホッとしたMさん。
目的地に到着し、彼氏を起こそうとするも、まだ眠たそうな様子。Mさんは仕方なく一人で釣り道具を持って海へ向かった。しかし、小魚しか釣れず残念に思う。車に戻ると彼氏がようやく起き出し、「ごめんごめ~ん、帰りは俺が運転するよ~」と言ってきた。自分から誘ったのに「何しに来たんだ!?」とMさんは内心思った。
翌日、彼氏に昨日のことを話すと、「え?行ってないよ」とまさかの返答が。「とにかく俺は行ってないし、夢見たんじゃねーの?切るぞ!」と言われ電話を切られてしまう。「昨日のことは全部夢だった?」と思ったが、玄関には水で濡れた釣り道具が置いてあり、Mさんは釣りに行ったことを確信する。
この経緯を友人の河野りぬさんに話すと、河野さんは全身に鳥肌が立ったという。すると、近くで話を聞いていたおじさんが「アンタ、それ向こう側に連れていかれかけてるよ」と言い、「これからもあると思うけど、気をつけな。お嬢さん」と告げて去っていった。
▼結末にゾク…
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