2024年11月にmamagirlにて「サレ妻さん、妊娠おめでとう~」が公開されて、ネットを中心に注目を集めている。本作は担当者の知人や実際に聞いた不倫話などを盛り込んで製作されたという。今回はプロット制作のmamagirl編集部・梅田さんと作画担当のタバタユミ(
@yumint_Illust
)さんに、不倫相手から年賀状が届いたシーンを描いたときの心境などについても話を聞いた。
妊娠発覚で幸せなはずが… 「サレ妻あけおめ」で始まる新年なんてつらすぎる!
結婚2年目の奥さんは、夫ユウキとの仲良しな日々を過ごしていた。だが最近、彼の残業や休日出勤が増え、怪しいと疑いはじめる。友人に相談すると、「それ不倫の可能性あるよね」と言われてしまう。奥さんもそう感じていたが、証拠がないまま聞く勇気も出ず、モヤモヤを抱え続けていた。
そんなある晩、奥さんは胸焼けを感じながら、ふと妊娠検査薬を試し、陽性を確認。ユウキに報告すると彼は喜び、それ以降はできるだけ時間を作ってくれるようになった。しかし、新年、ポストに「サレ妻さん♥あけおめ」と書かれた年賀状が届いた。奥さんがユウキを問い詰めると、2カ月前から元カノと不倫をしていたことを告白される。関係はすでに清算済みだというが、逆上した元カノが送りつけてきたのが、あの年賀状だった。奥さんは涙ながらにユウキのスマホを取り上げ不倫相手に電話。こうして新年早々、修羅場が幕を開けた――。
本作、「サレ妻さん、妊娠おめでとう~」を描いた経緯について、作者の梅田さんは「知人経由で、不倫の話を聞いたことがきっかけ」と話す。「ネット上の不倫エピソードも参考にして、創作もかなり盛り込んでいる」そうだ。作画担当のタバタさんは、不倫相手から届いた年賀状のシーンについて「インパクトのあるシーンなので、奥さんの気持ちが伝わるように気をつけました」と振り返る。「妊娠中にあんな年賀状を見たら…と想像しただけでつらくなりましたが、このシーンがあったから後半の夫の土下座が活きた」と、手応えを語った。
妊娠、裏切り、修羅場――。リアルすぎる展開に「もし自分だったら」と背筋が凍るはず。気になる人はぜひ読んでみてほしい。
取材協力:mamagirl編集部・梅田/タバタユミ(@yumint_Illust)
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