【実話】「派遣はいいよね…」定時で帰る派遣社員に心ない嫌味… 見下された派遣社員の最終出社日、その置き土産にスカッ【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

女社会の知られざる闇ゆき蔵(@yuki_zo_08)

アパレル業界には闇が広がっている。そんなアパレル業界で約10年働いていた経歴を持つゆき蔵( @yuki_zo_08 )さん。長年働いてきた実体験をベースに、数々のブラックなエピソードを漫画化し、その漫画が今人気を博している。今回は、ゆき蔵さんの店舗に助っ人で来てくれた派遣スタッフさんにまつわるひどすぎる話である。

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数年後の“再会”に隠された驚きの後日談

「舐めてんの?」と言われた派遣スタッフは何と答えたのか?ゆき蔵(@yuki_zo_08)

女社会の知られざる闇。P140ゆき蔵(@yuki_zo_08)

女社会の知られざる闇。P141ゆき蔵(@yuki_zo_08)


漫画『アパレル店員の憂鬱』は、作者のゆき蔵さんが実体験をもとにブラックな職場の人間関係を描いた作品だ。アパレル店舗で繁忙期にスタッフが退職し人員が急減したことから派遣会社に依頼。ようやく現れたのは接客未経験の鈴木さんだった。最初は混乱の連続だったが、2カ月もすれば頼れる戦力になってくれた。スタッフの中には彼女を評価する声もあったが、一部の正社員からは露骨な嫌味が飛んだ。「派遣はいーよね。定時であがれるし、仕事はできなくても時給は高いしさ…」とわざと聞こえるように言う同僚。鈴木さんはその言葉に反応せず、振り返らずに帰っていったのだが…

派遣社員の鈴木さんについて作者のゆき蔵さんに当時のことを聞いてみると、「当初は、ハチャメチャでした。接客の基本がなっていなかったので私たちだけでなくお客様も振り回されていました」と振り返る。嫌味についても鈴木さんは聞こえていたと言っており、「言っている側も『わざと聞こえるように言った』と言っていましたし。鈴木さんは年下でしたが、内面は大人だったなと思います」と懐かしそうに語った。

作中でも描かれているとおり、自由で飾らない性格の彼女は最終出社日にスタッフへ手紙をくれたのだが、嫌味を言った社員には…「みんな優しくていいお店でした。貴方以外は!」とスカッとする置き土産が!さらに後日談として、数年後鈴木さんは格上の大手百貨店で経験を積み、また派遣社員として再び同じ店舗に戻ってくる。成長した彼女の姿に惚れ惚れする、「鈴木さんの後日談」も一緒に読んでほしい。

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取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)

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