茶トラの「ミル」、白黒ハチワレの「ポッちゃん」、黒猫の「朔ちゃん」の3匹の猫の世話を焼く日々を描いた漫画が注目を浴びている藤緒ミルカ(
@mirumirupakupa1
)さん。公式トップブロガーとして認定されているアメーバブログやX(旧Twitter)に漫画を投稿している一方、ウォーカープラスでも人気の漫画を紹介している。今回は、毎年夏に見られる藤緒家の珍景(!?)を描いた漫画をお届け。さらに作者の藤緒ミルカさんにも、本作について話を聞いた。
タッパーの蓋をあける音はおいしい予感!?
本作「夏の猫の話」では、夏ならではの「静寂を破る音」に反応する猫たちが描かれている。作者の藤緒ミルカさんは「猫たちは基本的に突発的な物音には全部反応しますよね。人間には慣れている音でも、急に聞こえる音には大きくても小さくても敏感です」と話す。ドライヤーの音にはすっかり慣れたものの、「掃除機の音は嫌いみたいで逃げていきますよ。でもしばらくするとそーっと出てきて影から観察して、隙あらば戦いを挑んでこようとするときもあります。あれは音じゃなくて動きもあるから嫌なんでしょうかね」と、猫たちが苦手とする音について明かしてくれた。
一方で、小さな音にも反応することがあり、「静かなときに玄関のほうでカサカサッと音がすると、一斉に固まって、大体そのあと確認に行きます。『何があったんだ!』と。何もできないくせに。そういう意味ではこの季節、蝉の声にも振り向いていました」と、微笑ましい一面を教えてくれた。
藤緒さんは、猫たちには「音自体に好き嫌いはないような気がしますが、好きなものが連想できる音はあります」と話す。そのなかでもダントツで好きなのは、カリカリ(猫用ドライフード)の音だという。「タッパーの蓋をあける音…というか蓋を開けようとタッパーを持ったときの中身が揺れる音、もうおいしい予感がする全てが多分『好き』なんだと思います」と語った。
猫好きにはたまらない!予想外の仕草に思わず笑みがこぼれる「夏の猫の話」をぜひ読んでみてほしい。
取材協力:藤緒ミルカ(@mirumirupakupa1)
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