夫の実家で同居暮らし。義母にいびられ続けて10年、夫の栄一は助けてくれない。落ち着ける場所はトイレだけという生活に、今まで愚痴すらこぼさなかった妻・なな子は、生活を変えたくてパートに出ることを決意。
わずかでも充実した時間を持つと、自分の惨めな環境が気になり始めた。そんなとき、出会ったのがスーパーの店長であるママ友のパパ。家庭環境を知る彼に悩みを打ち明けるうちに、二人は惹かれ合っていく。しかし、小さな田舎では二人が会っていたことをすぐに知られてしまい…ドロ沼必至の漫画『お宅の夫をもらえませんか?』を紹介する(後編)。
シタ妻とサレ妻の二人の心理描写は秀逸
作品を読んだ人から「どのキャラの気持ちにもグッときます」というコメントが届くほど、シタ妻とサレ妻の二人の心理描写は秀逸だ。その難しさについて尋ねると、「その辺りは、原作者のいくた先生がしっかりと設定してくださっていたので、とても描きやすかった」と、原作者との連携を強調した。
「お宅の夫をもらえませんか?」というタイトルについて、「少し粘着質なタイトルだ。そういう意味ではラストもそのような感じになっていると思う。気になる人は、ぜひ本編をお手に取ってください」と、読者の興味を誘った。
不倫関係がバレた二人は、パートナーを呼んで四人で話し合うことになる。家庭が崩壊した結果、待ち受けるのは何か…!
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