『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が、公開3日間で観客動員384万3613人、興行収入55億2429万8500円を記録した。これは2020年の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(公開3日間:観客動員342万人、興行収入46.2億円)を上回り、日本映画のオープニング成績、初日成績、単日成績の3つで歴代1位となった。
初日の2025年7月18日は観客動員115万5637人、興行収入16億4605万4200円を記録。さらに7月20日には観客動員142万1804人、興行収入20億3782万200円と、単日成績でも歴代最高を更新した。連休を含む公開4日間では観客動員516万人、興行収入73.1億円に達している。
本作は2024年5月~6月に放送されたTVアニメ「柱稽古編」の続編で、鬼舞辻無惨との最終決戦を描く「無限城編」三部作の第一章。鬼殺隊本部に現れた無惨によって、炭治郎たちが謎の空間・無限城へと落とされ、そこで上弦の参・猗窩座との再戦が待ち受ける。
鬼滅の刃公式Xでの記録更新発表を受け、ファンからは「本当に素晴らしいクオリティで何度でも観たくなる」「ストーリー、映像、声、全部よかった」「最初から最後まで泣きっぱなしでした」といった感想が続々。さらに「これと対等もしくはそれ以上の2部、3部が控えてんのバケモンすぎんだろ」と、今後の展開への期待も高まっている。
アニメーション制作は引き続きufotableが担当。主題歌にはAimerさんの「太陽が昇らない世界」とLiSAさんの「残酷な夜に輝け」が起用され、花江夏樹さん(竈門炭治郎役)、鬼頭明里さん(竈門禰󠄀豆子役)、下野紘さん(我妻善逸役)、松岡禎丞さん(嘴平伊之助役)など、おなじみの声優陣が出演している。
原作は吾峠呼世晴さんによる漫画で、コミックス全23巻の全世界累計発行部数は2億2000万部を突破。2019年のアニメ化以降、世界145以上の国と地域でも上映されるなど、国内外で高い人気を維持している。
夏休み期間の公開ということもあり、リピーターも多い様子。三部作として展開される「無限城編」の第一章を、ぜひ劇場で体験してみては。
『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』概要
【スタッフ】
原作:吾峠呼世晴(集英社ジャンプ コミックス刊)
監督:外崎春雄
キャラクターデザイン・総作画監督:松島晃
脚本制作:ufotable
サブキャラクターデザイン:佐藤美幸・梶山庸子・菊池美花
プロップデザイン:小山将治
美術監督:衛藤功二
撮影監督・フィニッシング演出監督:寺尾優一
3D監督:西脇一樹
色彩設計:大前祐子
編集:神野学
音楽:椎名豪・梶浦由記
主題歌:Aimer『太陽が昇らない世界』(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)・LiSA『残酷な夜に輝け』(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
総監督:近藤光
アニメーション制作:ufotable
配給:東宝・アニプレックス
【キャスト】
竈門炭治郎:花江夏樹
竈門禰󠄀豆子:鬼頭明里
我妻善逸:下野紘
嘴平伊之助:松岡禎丞
栗花落カナヲ:上田麗奈
不死川玄弥:岡本信彦
冨岡義勇:櫻井孝宏
宇髄天元:小西克幸
時透無一郎:河西健吾
胡蝶しのぶ:早見沙織
甘露寺蜜璃:花澤香菜
伊黒小芭内:鈴村健一
不死川実弥:関智一
悲鳴嶼行冥:杉田智和
猗窩座(上弦の参):石田彰
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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