【実話】父の訃報が引き金…「人間の体はこんなにも」予期せぬパニック障害発症の瞬間とは?【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

気持ちが悪いぃぃぃ!!!

幸せな日々を送っていた富山在住のデザイナー・種さん。ある日、父親の突然の死を知らせる連絡を受け、準備中に異変が起きた。突然の心拍の乱れ、視界の歪み、そして強烈な呼吸困難と吐き気——。この“オエオエ地獄”は5年間続き、その原因がパニック障害だった。自身の体験を描いた漫画『パニック徒然日誌』がSNSで反響を呼んだ。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。似た症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含むため、閲覧にはご注意ください。

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今回は、「パニック障害のきっかけ」をテーマに、漫画に込めた思いなどを著者に聞いた。

「人間って強いショックを受けるとこうなる」…発作の始まりと誤解

パニック障害1話1-1

パニック障害1話1-2

パニック障害1話1-3

パニック障害1話2-1


大阪で生まれた種さんは、富山県の夫の元へ嫁ぎ、幸せに暮らしていた。しかし、父親の突然の訃報を受け、実家へ帰る準備中に、これまでの生活では経験したことのない異変に見舞われる。

種さんは、最初この発作を何だと思ったのか?「パニックになりながらも、『父親が突然亡くなったショックでこうなっているんだろうな』と、冷静に俯瞰して見ている自分がいました。『人間って、強いショックを受けるとこうなるんだな』みたいな感じです。もちろん、パニック障害の始まりだとは、思ってもみなかったです」と、当時の心境を語る。

しかし、その症状が3週間も続き、治まる気配がなかった。「『そのうち治るだろう』とあまり深刻に考えていなかったんです。予想に反して全然治らず、3週間ほど続いて初めて『これはマズイ』と不安になり始めました。遅いですね(笑)」と、病気の初期段階での認識の遅れを振り返った。

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突如発症した“オエオエ地獄”は、この後も長く種さんを苦しめることになる。
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