<漫画『定年前の君を誘う方法』のストーリー>事務員として長年勤めてきた岡本はる子さんは、今月で定年退職を迎える。ほんわかした雰囲気で品の良いマダムであるはる子さんは、早くに夫を亡くし、女手一つで子どもたちを育て上げてきた。そんなはる子さんに、社長の檜山浩二は人知れず想いを寄せていたが、想いを伝えることなく彼女が会社を去る日が近づく。社長の檜山はなんとか食事に誘おうとするのだが……。
この焦れったいアラカンの恋愛漫画は読者を沸かせた。「部下たちの応援ぶりがすてきw」「私も部下だったら全力で応援しちゃうわぁ」「すいません、この会社に転職させてください!!私も社長の恋を応援したいッス!」と息巻く人が続出。「絵がステキだし、心がホワホワします」「伝えなかったことで想いの深さが強調されて大変好き」など、多くの感想が寄せられた。
本作を描いた二重いち実さん(@niju_2213)に、創作秘話を聞いた(後編)。
「男の娘アイドル」「魔族との結婚」…多岐にわたる創作活動
熟年男女の片思いが純粋すぎてキュンキュンするという読者の感想について、「そうですね。お互いただの仕事仲間だけではない想いも、コソッとちょこっとふりかけてみたりしています」と、その描写の意図を明かした。
二重さんは現在『TRAP』という長編漫画をSNSで連載中だ。「男の娘アイドル4人のアイドル活動と、それぞれの恋愛模様を描いたお話です。自分の好きなラブコメ要素をこれでもかと詰め込んでいます。ドタバタしてるさまを見ていただければ!」と、その見どころをアピールする。
『TRAP』に登場するお気に入りキャラクターを尋ねると、「恋愛模様を見守るサブキャラたちがお気に入りです。とくに秘書さんが、頭脳キャラに見せかけてパワータイプでやりたい放題やってくれるので、描いていて楽しいですね。登場人物の中でたぶん一番強い…!」と、キャラクターへの愛着を語った。
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