8万円で譲ったフィギュアが配達中に破損!!代金を弁償してもらったのに、モヤモヤが残ったわけとは?【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

配達中に荷物が破損してしまった。その場合は、荷物事故として商品代金が弁償される。しかし、納得がいかないのはなぜ?ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)さんの「 運び屋ゆきたの漫画な日常 」 に投稿された話『フィギュア職人』を紹介するとともにゆきたさんに話を聞く。

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商品には「付加価値」のようなものは評価されない

『フィギュア職人』_01画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

『フィギュア職人』_02画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

『フィギュア職人』_03画像提供:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)


フィギュア職人が自作のフィギュアをSNSに投稿すると、8万円で譲ってほしいという人が現われた。梱包して発送すると、途中で破損してしまったという。フィギュア職人は、「これは、8万円の価値があるんですよ!?弁償してください」と言った。しかし、実際に補償されるのは制作にかかった材料費のみ。

「昔、トレーディングカード系の事故がありました。ネットでは何千円とか何万円とかの値がつくようなカードだったらしいのですが、普通にお店でカードを買う値段しか補償されなかったということがありました」と、ゆきたさん。配達中の破損については、レアリティみたいなものは考慮されないという。そのため8万円で譲ったフィギュアは材料費の5000円のみ賠償され、制作者はモヤモヤが残る結末となった。

宅配便では、無補償。1点ものや美術品など付加価値のつく商品を送る場合は、発送側も万が一のことを考え、別途保険をかけた方がよさそうだ。配達員の奮闘ぶりに興味がわいた人は、本作と併せて『運び屋ゆきたの漫画な日常』をチェックしてみてほしい。

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取材協力:ゆきたこーすけ(@kosukeyukita)

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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