あなたが知っているスヌーピーは、本当のスヌーピーのほんの一部かも——。「
スヌーピーミュージアム
」(東京都町田市・南町田グランベリーパーク)では、2025年9月6日(土)から「
ピーナッツ
」誕生75周年を記念した特別企画展「ザ・スヌーピー展 世界のともだちになった犬。」を開催する。テニスで感情を爆発させたり、海賊になりきったりする、これまで見たことのないスヌーピーの表情に出会えるチャンス。
75年の歴史が生んだ、多彩なスヌーピーの魅力
今から75年前の1950年10月2日に新聞連載がスタートした「ピーナッツ」。スヌーピーは連載3日目の10月4日に初登場した。当初は四足歩行のかわいらしい子犬で、穴を掘ったり吠えたりと、いかにも犬らしい姿だったという。
しかし時が経つにつれ、まるで人間のような豊かな表情を見せるキャラクターへと進化。笑ったり、怒ったり、悲しんだり、喜んだり——感情をストレートに表現する愛らしい姿は、世界中の人々の心をつかんできた。
思わずクスッ!注目作品をピックアップ
今回の展覧会では、75点もの貴重な原画や当時の新聞資料を通して、スヌーピーの知られざる一面を紹介。特に注目したい作品を6つご紹介しよう。
「上がる、のち、下がる」(1952年9月5日)
AはALLIGATOR(ワニ)、BはBEAR(熊)と、AからZのアルファベットで始まる動物を読み上げるルーシー。DはDOG(犬)だと期待するスヌーピーだけど…?初期作品ならではの素朴な魅力が光る一枚。
「テニス、それは感情の爆発」(1975年6月7日)
真剣にテニスに取り組むスヌーピー。普段ののんびり屋さんからは想像できない、感情むき出しの姿にびっくり!スポーツになると熱くなってしまうところ、なんだか親近感がわいてしまう。
「昼寝の代償」(1994年6月26日)
ライナスと一緒にだらだらと昼寝をしすぎたスヌーピー。案の定、夜になっても眠れない二人の姿が微笑ましい。誰もが経験したことのある「あるある」エピソード。
「主人の心、犬知らず」(1989年10月30日)
学校をやめて犬のために人生を捧げようと決意するチャーリー・ブラウン。でもスヌーピーは、かゆい耳をかいてもらうことに夢中。この絶妙なすれ違いこそ「ピーナッツ」の醍醐味だ。
「海賊犬に、僕はなる」(1997年7月31日)
海賊になりきってウッドストックたちを引き連れるスヌーピー。でもコンラッドは眼帯を両目につけて前が見えない!想像力豊かなスヌーピーと、ちょっと抜けてる仲間たちの組み合わせが最高。
「その犬、ひょうきん者につき」(1992年5月30日)
チャーリー・ブラウンが立てた看板「ゆっくり運転してください 変な犬がいます」。飼い主公認の「変な犬」スヌーピー。でも、その「変」なところが愛される理由なのかも。
前売券でお得に!8月から販売スタート
75点もの作品を通して、スヌーピーのさまざまな表情に出会える本展。会期は2026年3月1日(日)までとたっぷりあるので、何度でも足を運べるのもうれしい。さらに、企画展と連動した新商品も多数登場予定なのでお楽しみに。
料金は当日券で一般・大学生2000円だが、前売券なら1800円とお得に。中学・高校生は1000円が800円、4歳〜小学生は600円が400円になる。9月分の前売券は2025年8月1日から発売しているので、予定が決まったら早めに確保しておくのがおすすめ。
さらに楽しい!9月からのスヌーピーミュージアム
実は2025年9月6日(土)からは、スヌーピーミュージアム全体が「もっとスヌーピーだらけに」をテーマに大幅パワーアップ。隣接する鶴間公園やグランベリーパーク内にも屋外装飾やフォトスポットが登場し、まさにスヌーピー一色に染まる予定だ。同時期にはシーズンイベント「ハッピー・ハロウィーン」も開催され、秋の訪問がさらに楽しくなること間違いなし。
笑って、怒って、びっくりして——これまで知らなかったスヌーピーの表情に出会える「ザ・スヌーピー展」。きっと展覧会を出る頃には、すっかりスヌーピー博士になっているはず。75周年という特別な節目を、スヌーピーミュージアムでお祝いしよう。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
(C) 2025 Peanuts Worldwide LLC