「東京ラーメンストリート」に「ご当地エリア」が誕生!青森の「津軽煮干 ひらこ屋」とHIKAKINの「みそきん」がオープン

東京ウォーカー(全国版)

東京駅一番街にある「東京ラーメンストリート」は、人気ラーメン店が集い、年間約200万人が足を運ぶ人気ゾーン。20年目となる2025年の8月7日にエリアを拡大し、「ご当地エリア」が誕生した。2022年の「ご当地ラーメンチャレンジ」に参加した青森の「津軽煮干 ひらこ屋」と、HIKAKINプロデュースの「みそきん」がオープンし、ますます多くの人を惹きつけるエリアとなった。

「東京ラーメンストリート」に「ご当地エリア」が誕生


青森の名店が新たに「津軽煮干 ひらこ屋」をオープン

「津軽煮干 ひらこ屋」がオープン

青森のねぶたをイメージした装飾がインパクト大

1店目は青森の名店「中華そば ひらこ屋」が新たにオープンさせた「津軽煮干 ひらこ屋」。“伝統と進化の追求の一杯を”をコンセプトに、青森ラーメンの代名詞でもある煮干しラーメンを提供する。

「こいくち煮干(コク照り完熟玉子入り)」

「津軽煮干 ひらこ屋」の看板メニューは「こいくち煮干(コク照り完熟玉子入り)」(1130円)。4種の煮干しを使用したスープは、煮干しの香りがガツンとくる濃厚な味わい。重厚感はありつつもあっさりしているのが特徴で、ひと口飲むと煮干しだしのおいしさが口いっぱいに広がる。

「4種の煮干しを使用しています」と店主の三上玲さん

煮干しの風味と旨味を引き出した濃厚なスープはあっさりした味わい

苦味やえぐみは感じないが程よく煮干しの風味が感じられるように、煮干しの頭やはらわたを丁寧に適度に取り除いている。どこかホッとする味で、ずっと飲んでいたくなる。

スープに負けないもっちり食感の麺

麺は特注の中太麺。かん水を抑え、小麦本来の甘味ともっちりした食感が特徴で、濃厚な煮干しスープがよく絡む。スープを絡めながら、そして、スープと交互に、ずっと食べていたくなる奥行きのある味わい。

自家製のタレに2日間漬け込んだ煮玉子

煮干し粉と唐辛子をブレンドした特製辛味調味料で味変も楽しめる

トッピングは国産豚のモモ肉を使用したチャーシューや、煮干しだしで炊いた結びメンマ、2日間自家製のタレに漬け込んだ“黒い”煮玉子。すべてに煮干しの旨味が染みわたり、煮干しの魅力を体感できる。

「東京ラーメンストリート」限定の「辛煮干 TYPE-T」

もう1杯、辛いもの好きにおすすめなのが、「東京ラーメンストリート」限定の「辛煮干 TYPE-T」(1380円) 。現在、「東京ラーメンストリート」の「旨辛フェア~冷辛VS熱辛~」にもエントリーしている新メニューで、煮干しスープをベースに、赤唐辛子一升漬け、清水森なんばのペースト、煮干麻辣ナッツ、ナンバ味噌という異なる辛味素材をブレンド。辛さの中にも風味や香り、旨味がしっかりと広がる。

カップ麺が即完売したあの「みそきん」の実店舗

【写真】「みそきん」は動画クリエイターのHIKAKINが監修

新しく仲間入りしたもう1店舗は、動画クリエイターのHIKAKINが監修する味噌ラーメン「みそきん」の初リアル店舗。2023年5月にカップ麺として販売され、即完売して大きな話題となったのは記憶に新しい。その後、再販もされたがそのたび完売し、累計2000万食を販売した人気商品。今回はその「みそきん」の実店舗。

新潟白味噌がベースの「味玉みそきん」

「みそきん」のベースとなっているのは、HIKAKINが地元の新潟県妙高市で幼少のころから親しんできた味。思い出の味を原点に、全国を食べ歩きながら研究を重ねて生み出した、唯一無二の味噌ラーメンになっている。

豚骨と鶏ガラのWスープに複数の味噌をブレンドした特製ダレを合わす

豚骨と鶏ガラを別々に炊き出したWスープに、新潟白味噌をベースに複数の味噌をブレンドした特製ダレを合わせている。これに注文ごとに生姜やニンニク、すりごまを加えて鍋で熱を入れてスープを完成させる。

濃厚スープが麺によく絡む

麺は特注の中太ちぢれ麺でコクのあるまろやかなスープにマッチ。「味玉みそきん」(1380円)では、トッピングに炒めたシャキシャキもやし、チャーシュー、メンマとともに、黄身がとろとろの半熟卵がのる。これをスープと合わせながら食べるとクセになる味わい。

味玉とスープの相性も抜群

特製ラー油でピリ辛さも加わり、もやしやネギの食感と生姜やニンニクのパンチ力もあって、ガッツリ食べたい人にもおすすめ。「食べた人に元気を届けたい」という思いをそのまま形に、味に表したような記憶に残る一杯。

「みそきん」は期間限定店舗で、2026年2月23日(祝)までの予定。予約制となっているので、事前予約をして足を運ぼう。

「東京ラーメンストリート」の魅力をさらにUPしてくれる「津軽煮干 ひらこ屋」と「みそきん」。人気の既存店と合わせて選択肢がさらに広がり、楽しみも増えた。ぜひ、新店の自慢の一杯を味わってみよう。

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