11月4日にニューオープンした上野フロンティアタワー。1階から6階は「パルコヤ」、7階から10階には「TOHOシネマズ」、地下1階には「松坂屋上野店」と、幅広い世代の人が一緒に楽しめる店舗ラインナップを展開している。中には、地元上野とかかわりの深い企業も多数出店しており、上野らしさを残しつつも、新たなランドマークとなる複合商業施設として注目されている。
中でも今回は、上野フロンティアタワー内にある、“和スイーツ”が楽しめるカフェに注目!上野に親しみのある各店舗がこだわって提供する和スイーツ。上野といえばこれ!というスイーツや、“和”にこだわったもの、ここでしか食べることのできない限定のスイーツなど、厳選された3つの和スイーツを紹介する。
「黒蜜きなこパフェ」(1700円)/「廚 otona くろぎ」
「廚 otona くろぎ」は東京で最も予約を取るのが困難といわれる「くろぎ」の主人、黒木純がプロデュ―スするカフェ&バー。店内は黒を基調とし、和の素材にこだわった大人な雰囲気が漂い、昼は和パフェを中心としたスイーツ、夜はバースタイルでお酒も楽しめる。
そんな同店一番人気の和スイーツは「黒蜜きなこパフェ」(1700円)。アイスや白玉、わらび餅など全部で17種類の素材が入ったボリュームたっぷりな和パフェとなっている。くるみや黒大豆の食感が楽しめるほか、黒蜜ソフトには隠し味として“しょうゆ”が使われているのがポイント。しょうゆの風味が飽きさせない味を作り出している。また、上にかける黒蜜にはラム酒が使われており、スイーツ好きはもちろん、お酒が好きな人にも楽しめるパフェとなっている。ティータイムではもちろん、夜でも和スイーツを食べることができるため、今話題となっている、お酒を飲んだ後の“シメパフェ”としても楽しめそう。
「フルーツクリームあんみつ」(790円)/「あんみつ みはし」
上野公園前に創業してから69年経った今でも、休日には行列が見られるほどの不動の人気ぶりを見せている「あんみつ みはし」。ここで紹介するのは季節ごとに違うフルーツを使用する「フルーツクリームあんみつ」(790円)。
みずみずしいフルーツと甘いあんみつの相性は抜群。甘さに飽きてしまわない美味しさが楽しめる。同店のあんみつを食べる際に注目してほしいのが“豆の柔らかさ”。他店のあんみつとは違い、食べた時に豆だけの食感が残るのではなく、ソフトクリームやあんこなどの他の素材と一体化して全体的に柔らかい食感が楽しめる。
また、トッピングによって自分好みのあんみつを楽しめるのは同店ならではのポイント。あんみつ以外の商品にもトッピングは可能で、どれにのせてもハズレなし!オススメは「白玉金時(つぶあん)」(500円)に抹茶アイス。濃い抹茶が好きな人には必見の組み合わせとなっている。一度試してみて!
「抹茶ミルククリームパンケーキ」(579円)/「上野茶寮 伊藤園」
上野フロンティアタワー地下一階にある「上野茶寮 伊藤園」は抹茶を中心としたバラエティー豊かなドリンクやスイーツが楽しめる和カフェ。定番の抹茶パフェやソフトクリームの他、デザート感覚で楽しめる「抹茶ティラミスラテ」(600円)や、強めの炭酸にほんのりと抹茶の味が楽しめる抹茶ソーダ(330円)など、変わり種も揃う。そんな同店で紹介するのは、ここ、松坂屋上野店でしか食べられない「抹茶ミルククリームパンケーキ」(579円)。同商品は、抹茶生クリームをほわほわのパンケーキにかけたもの。
食べる際に注目してほしいのは、生クリームのなめらかさ。提供する直前に作ることで出来立てのなめらかなクリームの食感が楽しめる。普段食べる生クリームは甘すぎて飽きてしまいがちだが、このクリームはくどさのない、甘さ控えめなさっぱりとした味わいとなっている。抹茶には、お茶会用の抹茶“霧の音”が使われており、渋みと濃さが強く、抹茶好きにはもちろん、男性でもペロリと食べれてしまう和スイーツだ。
また、同店ではドリンクや和スイーツをテイクアウトすることも可能。インスタ映え間違いなしの可愛いパンダが描かれたカップを持って上野散策をするのもアリ。
大人な味わいが楽しめる和パフェに上野名物のあんみつ、抹茶のパンケーキと、どれも違った“和”のスイーツは全制覇すべし!一度足を運んでみてはいかが?
安藤果那子