【ほん怖っ…】「窓閉めてぇぇ~!」ベランダにおばあさんがいる?10階の角部屋で幼女が見た“ありえない光景”【作者に聞く】

東京ウォーカー(全国版)

水村友哉さん(@gontanopoo)は、実際に聞いた、集めた、体験した「実話怪談」を漫画「水ムーちゃんねる 隣の晩怖談」で描いている。今回は、その23話「貝殻の呪物」を紹介するとともに、作者に制作の経緯を聞いた。

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貝殻をもらってから始まった、娘の異変

【漫画】「貝殻の呪物」001画像提供:「水ムーちゃんねる 隣の晩怖談」(C)水村友哉/ヒーローズ

「貝殻の呪物」002画像提供:「水ムーちゃんねる 隣の晩怖談」(C)水村友哉/ヒーローズ

「貝殻の呪物」003画像提供:「水ムーちゃんねる 隣の晩怖談」(C)水村友哉/ヒーローズ


ホラー漫画を描くようになったきっかけは、水木しげるさんの「ゲゲゲの鬼太郎」だという。子どものころから妖怪やお化けの絵を描くのが好きで、漫画家になるという夢が叶ったことへの感謝を語った。

今回紹介する「貝殻の呪物」は、知人から紹介された鈴森さん(仮名)と娘のあやのちゃんの体験談だ。見どころは、あやのちゃんがきれいな貝殻をもらってから、原因不明の高熱や、夜中に突然何かを喋り出し、舌を顎の下まで突き出して硬直するなどの不可解な現象が続くこと。さらに「ベランダにおばあさんがいる」と話し始める。しかし、その部屋は10階の角部屋で、ベランダに誰かがいることは考えられない。これらの奇妙な現象は、貝殻をもらってから始まったことに母親が気づくのだった…。

奇妙な場所と不思議なリンク


水村さんは、鈴森さんとあやのちゃんに直接会って話を聞いたという。4歳のあやのちゃんは人懐っこくて元気な子だったが、「僕の背後に『女の人がいる』」と淡々と話す不思議な子でもあったそうだ。「この子はいろいろ視えているのかもしれない」と感じたのは、エピソードの舞台となった場所が昔から悲しい歴史を持つ場所で、あやのちゃんが視たものと不思議とリンクしていたからだという。

「都市ボーイズ」という怪奇ユニットのYouTubeチャンネルでも朗読されており、そこで初めて紹介されたエピソードだ。水村さんは、その動画で投稿者本人と直接つながって話が聞けるとは思っていなかったという。「都市ボーイズ」の動画では、問題の「貝殻」も紹介されているため、ぜひあわせて楽しんでほしいと語った。

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取材協力:水村友哉(@gontanopoo)
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