フィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ「IQOS ILUMA i(イルマ アイ)」および「IQOS ILUMA(イルマ)」専用たばこスティック「TEREA」(テリア)の数量限定パッケージ「KIWAMIエディション」16銘柄を2025年9月3日より順次発売。
9月3日には「TEREA 数量限定品発表会」が開かれ、「TEREA」のプロダクトやコラボレーションデザインの概要が語られた。
「紋曼荼羅」があしらわれた数量限定デザイン
「煙のない社会」の実現を企業ビジョンとして掲げ、「IQOS」をはじめ煙の出ない製品に注力しているフィリップ モリス ジャパン。「TEREA」は、同社が現在全23銘柄を展開するたばこスティックのフラッグシップブランドだ。
同社によると、「TEREA」は2021年に日本市場で発売されて以来、国内主要たばこ市場において売上No.1の地位を確立しているという。数量限定パッケージの「KIWAMIエディション」は、こうした人気を記念して発売されたものだ。
限定パッケージは「TEREA」全23銘柄のうち、ユーザーに人気の16銘柄で展開。そのデザインは、日本の伝統文化である家紋にデジタル技術を融合させたアート「紋曼荼羅」(もんまんだら)を手掛ける、明治20年創業の紋糊屋「京源」三代目の波戸場承龍さん、波戸場耀鳳さんによってデザインされた紋章と、「TEREA」ロゴが描かれた特別仕様だ。また、パッケージ内には、「TEREA」ブランドの3つの価値観を紋曼荼羅を用いたデザインで表現したメッセージカードが同封されている。
9月3日からIQOSオンラインストアと、札幌、銀座、名古屋、心斎橋のIQOSストア4店舗にて発売をスタート。9月5日からは一部の免税店で一部銘柄をカートンのみ販売し、全国のIQOSショップ・IQOSコーナー、コンビニエンスストアを含む全国のたばこ取扱店では、9月8日から6銘柄、9月15日(月)から8銘柄、9月22日(月)から2銘柄と、3段階に分けて順次発売する予定だ。
パッケージではさまざまな要素が重なり合う過程を表現
「TEREA 数量限定品発表会」では、同社ポートフォリオ・マーケティング・ディレクターのダニエル・セヴシックさんが「この日本限定パッケージには、『TEREA』の確かな品質、そして製品に込められたこだわりと情熱、さらにはそれらが幾重にも重なり合う過程までもが表現されています」と、今回のパッケージのコンセプトを説明。「この重なりは、製品づくりにおける私たちの姿勢だけでなく、ユーザーの皆様とのつながりにも通じています」と、製品に込めた想いを語った。
また、フィリップ モリス インターナショナル VP イノベーション&プロダクトデベロップメント HnBのマティアス・ビューラーさんは「スイスのヌーシャテルにいるすべての研究者、製品開発者、ブレンダーにとって、日本は特別な存在です。日本市場にとっての理想のブレンドや味わいを追求することには並々ならぬ思いがあります」と、セヴシックさんの語った「TEREA」開発におけるこだわりの舞台裏を話す。
そして、「私たちは『これだ』と確信できるブレンドまで、最高のたばこの葉を選び抜き、試作と調整を何度も繰り返します。アロマノートも400種類の原料を厳選し、丁寧に設計。そのため、開発に2年近くかかるブレンドもあります。『TEREA』の味わいや香りにはこうしたこだわり、情熱、そして積み重ねがあるわけです。こうして日本で生まれた味わいの多くが、世界各国での私たちの戦略に影響を与え、煙のない社会の実現に向けて、我々を前進させる原動力となっています」と続けた。
「TEREA」と「紋曼荼羅」に共通する“重なり”
製品発表会では、パッケージの紋章を手掛けた波戸場承龍さんと波戸場耀鳳さんも登壇。承龍さんは「スイスのヌーシャテルの工場や温室、フレーバー開発の現場を訪れ、マティアスさんをはじめとする開発チームの皆さんとお話しするなかで、『TEREA』に込められた徹底したこだわりや最後にまで妥協しない情熱的な姿勢、そして何層にも重なり合う価値観を強く感じました。私たちのアートも、重層的な体験を届けることを大切にしているので、その意味でも『TEREA』の思想と深く共鳴していると感じました」と、今回のコラボレーションへの想いを話す。
また、耀鳳さんは「紋曼荼羅の表現には、完成された美しさだけではなく、そこに至るまでのこだわりや情熱、これらも感じていただけるような意図を込めています。『KIWAMIエディション』のパッケージデザインも研究者や開発者、そしてユーザーの皆様の積み重ねを可視化する、そんな象徴として仕上げました」と、「TEREA」の持つ“重なり”を示すシンボルとしてのデザインであると明かした。
「KIWAMIエディション」のパッケージでひときわ目を惹くのが、左上部にあしらわれた花の形をした紋章。承龍さんはヌーシャテルの温室で見たタバコの花にインスピレーションを受け、「日本の伝統的な花である八重桔梗をモチーフに、『IQOS』のロゴを中心として、幾重にも花が咲き広がる様子を表現しました」と語った。
IQOSストア4店舗で限定商品の販売やサービスを実施
「KIWAMIエディション」の発売に伴い、IQOSストア4店舗(札幌、銀座、名古屋、心斎橋)では、9月3日よりプロモーション施策を展開している。
店内に、波戸場承龍さんと波戸場耀鳳さんが描き上げたすみれの紋を中央にあしらったプロダクトディスプレイや、ストリングアーティストの美崎久美子さんによる糸曼荼羅を用いたアートワークを展示し、「KIWAMIエディション」の世界観を表現。9月17日(水)からは、梅桜の紋が印字された特別仕様の「IQOS」と「KIWAMIエディション」全16銘柄を収納できる103台限定の「IQOS×京源 コレクターズボックス」を先着順で販売する。なお、同商品はIQOSPHERE会員向けの抽選プログラムの景品としても展開を予定している。
9月3日から10月7日(火)までは、「IQOS ILUMA i PRIME(イルマ アイ プライム)」、および「IQOS ILUMA PRIME(イルマ プライム)」の専用ラップカバーに「日足」「鳳凰」「アンスリウム」の紋をプリントできる専用デザインが登場。また、デバイスと刻印サービスのセットを購入すると「IQOS×京源」フォントをデバイスに刻印できる。
さらに札幌、銀座、心斎橋の3店舗では、フードとドリンク、「TEREA」の3つの組み合わせを楽しめるマリアージュフードとドリンクのセットを提供。9月3日~9月18日(木)は、クラシックレギュラーの銘柄とマリアージュする塩バターサブレ×スレイヤーコールドエスプレッソ、カプセル入りメンソールの銘柄と相性のいいベリー&チーズタルト×ラテルージュが提供される。9月19日(金)~10月5日(日)は、フレーバー系レギュラーの銘柄、クラシックメンソールの銘柄とのマリアージュが楽しめるメニュー2種を提供予定だ。
※20歳未満の者の喫煙は法律で禁じられています。
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