働くなかで経験する日々の出来事を、哀愁ただようタッチの漫画で発信する青木ぼんろさん(@aobonro)。彼の描くシーンは、多くのサラリーマンが共感を覚えるものばかり。そんな青木さんのサラリーマン生活を描いた漫画『恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない僕のサラリーマン生活』をお届け。
本稿で紹介する漫画は「青春」がテーマ。青木さんがダイエットのためにランニングをしていると、その先には仲良く自転車を並べてハシャぐ人影。どうやらカップルが手を繋いでいるようだ。「(危ないけど)青春だな~」と思って眺めていると、近づいてきたのは手を繋いで自転車を走らせるオバサンだった… 。青春という言葉は学生時代をイメージさせることが多いが、青木さんが「青春に終わりなんてないんだ」と思い直した心温まるエピソードだ。
カップルで自転車登下校…作者が憧れた青春ライフ
青木さんが憧れた「青春ライフ」を尋ねると、「高校までは田園風景の広がる田舎に住んでいたので、学校の帰り道の田んぼと田んぼの間の細めの道を彼女と自転車で走りたかったですね。よくある清涼飲料水のCMみたいな青春ライフにあこがれました。まあ、でも男友達と過ごした日々も楽しかったですけどね(笑)」と語った。
いくつになっても青春を忘れない仲のよさは素敵だと共感する読者も多いだろう。青木さんは「はい、改めて本当に素敵だなと思いました。僕も昔から仲のいい友人と会うと、当時の感覚に戻ってふざけ合うことがありますし、そういう意味では青春に終わりなどないのかもしれませんね」と、自身の経験を重ねて語った。
「ダイエット目的」のランニングの顛末
最後に、公園でのランニングの成果はあったか尋ねると、「ダイエット目的で始めたのですが、紆余曲折ありやめました」と率直に答えた。
大人になればなるほど、“あの頃”の青春が尊いものに思える。今後も“恐らく誰の人生にも影響を及ぼすことはない”けれど、どこか一大事にも感じるサラリーマン生活を漫画で届けていく。乞うご期待!
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