台湾に行ったらハズせないのが“麺料理”。日本でも全国各地にお店こだわりの麺店があるが、おなじく台湾にも、辛めからあっさりな味付けまでバラエティ豊かな麺料理が多数ある。今回は地元の人々が愛してやまない麺料理店を3店紹介する。
懐かしの日本式鍋焼意麺「民族鍋燒老店」
台南に来たら必ず食べたいのが鍋燒意麵。「民族鍋燒老店」は赤崁楼の近くにある人気店でおかみさんは以前、日本人コックから料理を習ったことがあり、日本料理を参考に「鍋燒意麵(堅焼き揚げ麺)」(80元)を作り上げたそう。カツオ節でとったダシはもちろん、エビの天ぷらやさつま揚げなどの具も味わい深い。今では台南っ子の故郷の味に。
地元の人に愛され続ける創業60年の牛肉麺「老山東牛肉家常麵店」
客足の絶えない大人気店。牛肉麺は4種類で、短くもちもちの手打ち麺に毎朝届く新鮮な牛肉がたっぷり。イチ押しはベーシックな「牛肉家常麵」(170元から)(写真左下)。10種類以上の小菜はあっさりめで、濃厚な牛肉麺と相性抜群だ。店舗の入居ビルが朝11時からなので、11時前は裏手の入口から入店しよう。
“極太縮れ”の手打ち麺が自慢「南村小吃店」
1976年に開業した後に、99年に閉店するもファンからの熱望で再開店。特に人気を集めているのが、約10種の手打ちの麺類。極太でコシが強く、若干縮れた麺は香りがよく、小麦粉本来の旨味が味わえる。名物のあんかけ麺「大滷麵」(160元から)は、醤油ベースの濃厚なとろみスープと麺の相性が抜群だ。
ツルツル&モチモチ食感の麺がアナタをトリコに!?台湾を訪れた際には、絶品麺料理をぜひその舌で味わってみて。【ウォーカープラス編集部】
中居千優