【茨城】茨城屈指の人気店の最新ブランドは、前代未聞の週替わり高級地鶏スープ!

東京ウォーカー

全国のラーメンイベントにも積極的に出店し、今や全国区の知名度を誇る「らーめん・つけ麺 活龍」(茨城県つくば市)。その最新ブランドでは、これまでにない斬新なメニューを提供している。毎週通っても飽きさせない、その秘密とは!?

全国の高級地鶏が週替わりで味わえる


「極~kiwami~」。価格は800~1,050円で地鶏によって異なる(写真は青森シャモロック900円)


本ブランドの「活龍」をはじめ、茨城県内で6ブランドを展開している「天辺ダッシュカンパニー」。その最新店が、2017年8月にオープンした「活龍鶏そば専門店 とりだけ」(茨城県水戸市)だ。

【写真を見る】黒を基調としたシックな外観で、「とりだけ」の大きなのれんが目を引く


「鶏だけ」という店名どおり、鶏系ラーメンの専門店で、なかでも看板メニューの「極~kiwami~」は、画期的な試みで注目を集めている。

大きな窓から光が差し込み、明るく清潔感がある店内


その試みとはスープ。なんと週替わりで、しかも全国各地の高級銘柄鶏のみを用いている。その理由を「ただ普通の鶏ラーメン専門店ではおもしろくないので、ほかにはない週替わりの地鶏スープを思いつきました」と、代表の芝山健一さんは語る。

鶏の旨味の強さに驚かされる!


高級地鶏の丸鶏と水だけを丁寧に煮出した鶏100%スープ


高級地鶏の丸鶏のみを煮出したスープは香り高く、地鶏の旨味を存分に堪能できる。取材に訪れた日は、青森シャモロック100%スープ。ガラはもちろん、丸鶏の肉からもダシが溶け出しているため、見た目より濃厚で、その旨味の強さに圧倒される。

低温調理のムネ(左)と醤油ダレで煮込んだモモ(右)の2種の鶏チャーシューも自信作


「レギュラーの鶏そばはブロイラーのガラを使っています。それに比べて地鶏はより複雑で奥深い味わい。2つを一緒に注文して食べ比べてみるのもおもしろいですよ」(芝山さん)。

今後は合鴨などの新メニューも登場予定


稲庭うどんをイメージした平打ち麺は自家製。なめらかでモチモチの食感


これまでに扱った地鶏は青森シャモロック、名古屋コーチン、比内地鶏(秋田)、奥久慈しゃも(茨城)、東京しゃも、山水地鶏(岡山)、みやざき地頭鶏(宮崎)、天草大王(熊本)など。価格は時価(800~1,050円)で地鶏によって異なる。

代表の芝山健一さん


地鶏は1週間分の量をまとめて仕入れるため、週によっては早めに売り切れてしまうこともあるそう。今後も合鴨をはじめ、新たな銘柄を追加していくほか、濃厚系の鶏白湯などの新メニューも考案中とのことで、ますます楽しみだ。【ラーメンウォーカー編集部】

河合哲治郎

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