長野県の安曇野市と大町市・松川村に分かれて広大な敷地を持つ、国営アルプスあづみの公園。安曇野市の「堀金・穂高地区」では、雄大な常念岳を眺めながらのピクニックや四季折々の花が楽しめる。ゆったり過ごしたければ、園内に集まるチョウやトンボなどの生きものを観察しながらの散策もおすすめだ。さらに、多彩なクラフト体験ができる芸術教室や、そば打ちが体験できる「あづみの学校」など、季節限定から通年までの多彩なメニューも用意されている。
安曇野の自然と文化を体験できる田園文化ゾーン
堀金・穂高地区は、田園文化ゾーンと、里山文化ゾーンの2つから構成されている。田園文化ゾーンには、さまざまな体験プログラムに参加できる「あづみの学校」や、景色を一望できる「展望テラス」、江戸時代に巨石を切り出した跡が残る「石切跡の小径」など、安曇野の文化や歴史に触れられる施設が揃う。
田園文化ゾーンには、子供が思いっきり遊べる施設もたくさんある。「こどもの森」は、7つの木製遊具で挑戦するアスレチック。「マシュマロドーム」は空気で膨らませた大きな膜に乗り、トランポリンのようにはねて遊ぶ人気遊具で、こちらは小学生までが利用可能だ。他にも、ターザンロープやゆらゆら丸太などのアスレチック遊具が楽しめる「冒険の森」や「こどもの森」、1コース18ホールのマレットゴルフ場などもあり、親子で1日中楽しむことができる。幼児は入園料が無料なのも、親子連れには嬉しいところ。また、2017年4月からは犬が遊べる「ドッグラン」が利用可能になり、愛犬家に喜ばれている。
また2016年に開園した里山文化ゾーンでは、水田や水車小屋、あづまやなど、安曇野の懐かしい里山風景を再現。ここでは、安曇野の風土を継承していくための、自然観察や農作業体験などのプログラムも開催しているのでこちらも注目だ。
安曇野を訪れた際は、世代を越えて楽しめる国営アルプスあづみの公園で、この地の自然や文化に触れてみよう。きっと充実した一日が過ごせるはず! 【東京ウォーカー編集部】
東京ウォーカー編集部