おいしいニュース2本立て!「金麦」の”ビール化”発表&冬季限定の特別な一杯「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」登場!

東京ウォーカー(全国版)

サントリーが「金麦」ブランドの大きな転換を発表した。これまで“第3のビール”として親しまれてきたシリーズが、2026年10月以降は“ビール”として新たな一歩を踏み出す。「金麦」と「金麦〈ザ・ラガー〉」、「金麦〈糖質75%オフ〉」が対象で、価格帯は据え置きのまま、食卓に寄り添う味わいが進化を遂げることになる。

2026年10月からビール化される「金麦〈ザ・ラガー〉」、「金麦」、「金麦〈糖質75%オフ〉」の3種(写真左から)


そして、季節限定で2025年11月11日(火)には「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」が発売される。寒い季節の情景を切り取ったネーミングと、心も体も温めてくれるような味わいが注目を集めている。

ビール化された新しい『金麦』を試飲して

今回、発表会でビール化した試醸品の「金麦」を試飲してきたので、その感想を少し。テーブルに置かれた瓶の「金麦」をグラスに注いだ瞬間、ふわっと立ちのぼる香りにワクワクし、期待が高まっていった。そして味わってみると、やわらかな泡が口いっぱいなめらかに広がり、飲み込んだあとにはすっきりとした余韻が心地よく続く。そこにはしっかりと「金麦」らしいすっきりとしたあと味が感じられながら、ぐっと力強い飲みごたえも加わっていた。ひと口ごとにホップの香りやコクが重なり、ついつい「もうひと口」とビール瓶に手が伸びてしまった。

季節を切り取った限定品「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」

そして、「金麦」ブランドでは昨年から、季節のワンシーンを商品名に盛り込んだ限定品を展開している。昨年の冬に登場した〈ぬくもりの窓灯り〉は、味わいと名前の両面から季節感を楽しめると好評を集めてきた。そして今年の冬は「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」。寒い夜、街角でぽっと灯るオレンジ色の光をイメージした一本。パッケージには夜空と街灯が描かれ、眺めるだけで心がほっと温まる。

季節限定シリーズは、ただのフレーバー展開ではなく、暮らしの情景をそのまま切り取ったかのようなユニークさが魅力。日々の生活に寄り添いながら、その時々の情緒を味わう特別な体験を与えてくれる。

甘く豊かな柑橘香と複層的な味わいが調和する「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」。こちらは発泡酒②(第3のビール)として販売される


柑橘香とコクが調和する琥珀色の一杯

注目すべきはその中味。複数のアロマホップと濃色麦芽を組み合わせたアンバータイプで、琥珀色に輝く赤みを帯びた色合いと豊かなコクが特徴のスタイルとして仕上げられている。甘く豊かな柑橘香がふわっと広がり、次の瞬間にはじんわりとコクが重なる。さらりとしたあと味の中に残る心地よい余韻。寒さに包まれる冬の夜、手に取れば体の内側まで温もりが染みわたるようだ。

さらに、素材へのこだわりも見逃せない。「贅沢麦芽」仕込み、天然水仕込、複数種類のアロマホップ、そして複数種類の濃色麦芽。丁寧に選び抜かれた原料が織りなすからこそ、ふわっと香る甘くさわやかな香りと、奥行きのある味わいが広がる。この一杯は料理との相性も抜群。食卓に並ぶさまざまなメニューと合わせれば、柑橘香のアクセントが旨みを引き立て、テーブルをいっそう豊かにしてくれる。

広がる「金麦」の世界

「金麦」ブランドには、定番の「金麦」をはじめ、濃いめの味わいの「金麦〈ザ・ラガー〉」、軽やかな「金麦〈糖質75%オフ〉」、爽やかな「金麦〈晩酌サワー〉」、秋限定の「金麦〈帰り道の金木犀〉」など、多彩な顔ぶれがそろっている。そのラインナップに今回、冬限定の『金麦〈オレンジ灯る帰り道〉』が加わることで、四季の移ろいを楽しむシリーズがいっそう鮮やかになった。

こうした多様なバリエーションは、家族や友人との食卓シーンを思い思いに演出できる点も魅力。今日はしっかりとした味で満足感を得たい、別の日は軽やかに楽しみたいなど、気分や料理に合わせて選べる懐の深さが、「金麦」の人気を支えている。

発売中の「金麦」ブランドのシリーズ。左から「金麦」。「金麦〈ザ・ラガー〉」、「金麦〈糖質75%オフ〉」、「金麦〈晩酌サワー〉」、「金麦〈帰り道の金木犀〉」。このラインナップに、11月11日(火)より「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」が加わる


2026年10月以降はビール化された「金麦」が食卓に並ぶようになり、進化した味わいを楽しめるようになる。そして「金麦」ブランドの仲間に加わる冬限定の一杯「金麦〈オレンジ灯る帰り道〉」が、これからどんな時間をつくってくれるのか。冬の夜空に浮かぶオレンジの月光のように、期待は自然と膨らんでいく。

文=北村康行
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