2025年9月26日、「アルカキット錦糸町」(東京都墨田区)7階のダイソーがリニューアルオープンした。「DAISO(ダイソー)」「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」「THREEPPY(スリーピー)」の3ブランドが一堂に会する都内最大規模の複合店舗として生まれ変わり、買物の楽しさをさらに広げている。同日にはダイソー初となる公式キャラクター「だいぞう」もお披露目され、等身大フィギュア&フォトブースが登場。オリジナルグッズの販売もスタートした。都内屈指の売り場面積と専門店顔負けの品ぞろえを誇る新しい店舗の魅力を紹介する。
ダイソーの魅力を世界に発信!初の公式キャラ「だいぞう」誕生
リニューアル当日、会場で披露されたのがダイソー初の公式キャラクター「だいぞう」だ。象をモチーフにブランドカラーのピンクを取り入れた親しみやすい姿が特徴。鼻としっぽには大創産業のロゴ“スリーアローズ”があしらわれており、店舗やSNSを通じてお客さんと交流する“みんなの街のダイソースタッフ”をイメージしている。
7階のエスカレーター前には等身大フィギュアとフォトブースが設置され、来店者が一緒に写真を撮れる仕掛けも用意。さらに、アルカキット錦糸町店では全国に先駆けて、ぬいぐるみやキーホルダーといった、だいぞうのオリジナルグッズを数量限定で発売。その愛らしい姿は人気を博すこと間違いなしだ。
都内最大の売り場面積!圧巻の品ぞろえ
リニューアル後の店舗は、3ブランド合計で約828坪と都内最大の売り場面積を実現。アイテム数はダイソーが6万点、スタンダードプロダクツが2800点、スリーピーが3500点と、まさに「ないものはない!」ほどの充実ぶりだ。特に、収納、ソックス、アクセサリー、玩具コーナーなどは専門店レベルの豊富なラインナップを展開している。広報担当の與田英俊さんにおすすめの売り場について話を聞いた。
おもちゃ売り場は専門店並みの広さ
「おもちゃ屋さんかと思うくらいの広さです」と與田さんが太鼓判を押すおもちゃコーナー。なかでも人気なのがトレーディングカードゲーム「蟲神器(むしじんぎ)」で、1パック110円で購入でき、2人で対戦できるのが魅力だ。知育系ブロック「プチブロック」も根強い人気を誇る。與田さんによると、「ダイソーファンが集う公式ファンコミュニティ『DAISOの輪』では、プチブロックを複数組み合わせて別の作品を作るという大人の楽しみ方をしている人もいる」とのことで、子どもだけでなく大人にも人気のエリアとなりそうだ。
100均クオリティを超えた癒やしのアイテム
與田さんが「非常に充実したラインナップ」と教えてくれたぬいぐるみ売り場も人気が高い。その魅力は「かわいいシルエットや手触りも100均商品とは思えないクオリティ」にあるという。特に大きなサイズのぬいぐるみは、SNSなどで写真映えすると評判で、多くの人の心をつかんでいる。
ヘアアクセコーナーは韓国トレンドを意識
韓国・明洞(ミョンドン)の人気アクセサリー店を参考にした什器や陳列方法を取り入れたのが、ヘアアクセサリー売り場だ。「専門店に劣らない品数と、カラフルでボリューム満点のディスプレイはここ錦糸町店ならでは」と與田さん。華やかな売り場は買物気分を盛り上げてくれる。
スタンダードプロダクツやスリーピーの新商品も続々登場!
アルカキット錦糸町店に新たに加わった「スタンダードプロダクツ」は、シンプルで洗練されたデザインとサステナビリティを重視したブランドで、食器や生活雑貨を中心に展開する。茨城県の窯元「向山窯」とコラボした笠間焼の茶碗や小皿は、土づくりからすべて手作業で仕上げられたオリジナル商品だ。
一方、“あいらしい。そして私らしい。”をコンセプトにする「スリーピー」は、“大人かわいい”をテーマに秋冬向けのルームソックスやブランケットを展開。季節感を先取りした商品が多く、雑貨ファンの心をくすぐるラインナップとなっている。
今回のオープンを記念し、税込1200円以上購入した人を対象に、10月4日~10日(金)は「Standard Products」の洗顔せっけん(ミニサイズ、先着1200人)、10月11日(土)~17日(金)は 「THREEPPY」のロゴ入りポーチ(先着2000人)のプレゼントキャンペーンも実施中。ファンはもちろん、雑貨好きなら誰もが楽しめるアルカキット錦糸町店の7階フロアは、ダイソーの3ブランドが集結したことにより、100円ショップの枠を超えた体験型の複合店舗として、訪れる人々を魅了する新しいランドマークとなりそうだ。
取材・文・撮影=水島彩恵
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