台北から列車で2時間!離島の絶景と海の幸を満喫する旅

東京ウォーカー

台北の喧騒を離れ、列車で2時間。宜蘭(イーラン)には、海辺の自然や文化を感じられるスポットが目白押し!今回は、博物館で宜蘭の歴史文化に触れ、離島を遊覧するツアーをご紹介。遊覧船&高台のカフェで海の絶景を満喫する旅はいかが?

まずは、自然との融合を重視した「蘭陽博物館(らん やん ぼー うー ぐわん)」で宜蘭の歴史文化に触れる


「蘭陽博物館」の外観は、この地域の地形を模したもので現代的なデザイン


宜蘭の歴史や生活文化を学ぶことができる博物館。片面が切り立ち、もう片面が傾斜している外観は、この地域特有のケスタという地形を模したもので、現代的なデザインながら風景に溶け込んでいる。館内は山、海、平原の3フロアからなり、各フロアに展示されているリアリティあふれるジオラマは圧巻だ。

【写真を見る】館内は山・海・平原の3フロアからなる


宜蘭の歴史を1つ1つ学べるので歴史が好きな人にオススメ


海上の楽園「龜山島(ぐい しゃん だお)」を訪ねて遊覧船で出発!


「龜山島」は火山の溶岩によって作られた島


宜蘭の沖から約10kmの場所に浮かぶ龜山島は、火山の溶岩によって作られた島。手つかずの豊かな大自然が残り、海底温泉などの「龜山八景」と呼ばれる絶景スポットを持つ。周囲の海にはクジラ、イルカだけでなんと17種も生息していて、ベストシーズンの5月から10月までは90%の確率で出合える。忘れられない光景を見に行こう!

お手ごろ価格でホエールウォッチングを楽しめる


最後は、お城のような「伯朗咖啡頭城城堡咖啡一館(ぼう らん かー ふぇい とう ちぇん ちぇん ばお かー ふぇい い ぐわん)」で安らぎの時間を


「伯朗咖啡頭城城堡咖啡一館」は、宜蘭の海岸線を見渡せる頭城山頂にあるカフェ


宜蘭の海岸線を見渡せる頭城山頂にあるカフェ。建物はレンガ造りで、庭には風車も配置されており、まるでヨーロッパのお城のよう。雰囲気を引き立てる宜蘭の紺碧の海と青々とした芝生も美しい。おいしいコーヒーと食事は建物の脇のテラス席でも楽しめ、ゆったりとした心地よい時間を過ごすことができる。

建物はレンガ造りで眺めもよく、気分をリフレッシュできる


積まれた樽は圧巻


自然を存分に感じた後は、丘の上のカフェでのんびりした時間を過ごしてみて。心の底から癒されること請け合いだ。

中居千優

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