台湾を訪れたら絶対に食べておきたいのが麺料理!台湾には、食欲を刺激する極上の麺料理がたくさんある。今回は台湾のツウが薦める麺料理店を3店ご紹介。グルメなあなたの舌を唸らせること間違いなし!
最高品質の牛スネ肉と細平麺の牛肉麺「就是牛牛肉麵(じぃゆう しー にゅう にゅう ろう みえん)」
日本語に訳すと「これぞ牛肉麺」という店名だけあり、地元では確固たる支持を得ている店。スタンダードな「紅燒牛肉麵」(100元から)評判の一品だ。昔ながらの製法で作る正統派のスープと、最高品質の牛スネ肉の味を最大限に引き出すため、細平麺にこだわる。小皿料理もあり、一律30元で味わえる。
自然の甘味でさっぱりスープ「鄭記●●魚羹※●●=[魚へんに士][魚へんに屯](じぇん じー とぅ とぉう ゆぃ げん)」
國華街路地内の西市場に店を構える、創業80年近くの人気店。台南の有名なB級グルメである「●●魚羹 ※●●=[魚へんに士][魚へんに屯](サワラの唐揚げ麺)」(50元)は、白菜の甘味を出してからとろみをつけるので、さっぱりしていて口当たりがよいのが特徴。台南伝統の甘味の強いスープではなく、塩気が程よく感じられるスープに仕上がっている。サワラの唐揚げなど、揚げ物はテイクアウトも可能。紙袋に入れてくれるので歩きながらでも楽しめる。
牛の旨味を生かす極上スープに感動!「永康牛肉麵(よん かん にゅう ろう みえん)」
看板の牛肉麺は、醤油ベースの紅燒(ほん しぃあお)と牛骨ベースの清燉(ちん どぅん)の2種類。牛骨を炊き出したスープは旨味が凝縮されて濃厚だ。紅燒用と清燉用の寸胴があり、紅燒味は清燉味のスープに三温糖、豆板醤などの香辛料を加えて煮込んだもので、辛さに隠れた旨味やコクを堪能できる。
ツルツルモチモチの麺がやみつきに。寒ーい今の季節でも、体の芯から温まる絶品麺料理をご賞味あれ!
中居千優