ハーゲンダッツ ジャパンは新たな基幹商品として、ハーゲンダッツ ミニカップ「クリスプチップチョコレート」(税抜294円)の販売を、12月5日(火)から開始した。
季節ごとに、数々の期間限定商品を世に送り出しているハーゲンダッツ ジャパン。だが、最も大切にしているのは、年間を通して店頭に並ぶ定番商品だという。その代表格であるミニカップ「バニラ」は、1961年の創業以来、レシピを変えていないというのだから驚きだ。
今回、新たな定番商品を開発するにあたり、白羽の矢が立ったのがチョコレート。チョコレートフレーバーのアイスクリームは人気が高く、日本アイスクリーム協会が行った調査によると、好きなアイスクリームフレーバーのランキングで、チョコレートは1位のバニラに次ぐ2位にランクインしている。
ハーゲンダッツ ジャパンのアイスクリームを対象にした調査でも、同様の結果が出ているそうだ。
新商品の「クリスプチップチョコレート」は、ベルギー産ミルクチョコレートを使用したなめらかなアイスクリームに、パリパリ食感のチョコレートチップを加えた一品。ハーゲンダッツ ジャパンの担当者は「飽きずに食べ続けたくなる仕掛けとして、チョコレートチップを入れました」と話す。
記者が試食してみたところ、たっぷり入ったチョコレートチップが口の中で軽快な音を立てて崩れ、想像以上に食感の楽しい仕上がりだった。
だが、単純にパリパリした食感のみを追求したわけではないそうで、「アイスクリームと同時、もしくはそれよりも前に溶けていく、口溶けの良いチョコレートチップを使用しています」とのこと。アイスクリームが溶けた後、チョコレートチップが口の中に残ることがないよう、しっかり計算して作られているのだ。
アイスクリーム自体は濃厚でありながらも、チョコレートチップのほろ苦さがアクセントを加え、後味がすっきりしているのも嬉しいポイント。優しい甘さのミルクチョコレートは、子どもから大人まで、幅広い層に愛されるおいしさだ。
さまざまな味わいと食感で楽しませてくれる、ハーゲンダッツ ミニカップの新スタンダード「クリスプチップチョコレート」。日々のご褒美タイムを、さらに豊かなものにしてくれそうだ。【ウォーカープラス編集部】
水梨かおる