アシカとサル、なぜ差がついた!?東北サファリパーク“応募ゼロ”企画に進展

東京ウォーカー(全国版)

福島県二本松市の東北サファリパークが繰り広げる“企画告知”がSNS上で話題を呼んでいる。

東北サファリパークでは、動物がショーの最中にサプライズ演出を手助けするお手伝い企画をスタート。だが開催直前になっても申し込みが増えないため、同園のTwitterアカウント(@sarugekijo_)で訴えはじめた。

企画とは直接関係がないケープペンギンの雛“出川さん”のかわいさでアピールするなど積極的な告知を続けたところ、1万リツイートを超える反響を呼び、その後企画には複数件の申し込みが入ったという。

企画とは本来無関係の「出川さん」は一連のツイートで一躍人気者に写真提供:東北サファリパーク


これにて一件落着と思いきや、12月13日(水)に新たにツイートされたのは「twitterの力により、サプライズのお申し込みをいただきました…ですが…ですがアシカばかりなのです…」という“チームおさる”の叫び。サプライズ企画はアシカショーとおサルショーのどちらかを選ぶことができるが、応募が集中したのはアシカショーの方で、おサルショーにはツイート時点で1件しか申し込みがなかったのだ。

伏せたスタッフをいたわるかのようなサル写真提供:東北サファリパーク


同園の広報担当者に話を聞いたところ、「今日(12月14日)時点で申し込みは5件になりました」とのこと。やはり、ツイート効果がてきめんに出たようだ。だが応募は土日やクリスマス直前の時期が多く、平日はまだまだスケジュールに余裕があるという。広報担当者は「サルがプレゼントを運んだりメッセージを伝えたりと、気持ちを伝えるパターンはアシカより多いです!」とサルならではの魅力をアピールしてくれた。

【写真を見る】企画のアピールにペンギンの雛「出川さん」も出動写真提供:東北サファリパーク


企画の申し込みは12月18日(月)まで受付中。なお、ツイートで一躍注目されたペンギンの“出川さん”はサプライズ企画に出演することはないとのこと。触れ合いたいという人には「サル劇場スタッフにいつでも声をかけて下さい」とアナウンスしている。

国分洋平

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