やまみー(@yamamii_manga_)さんはブログで『公認夫婦でした。』という作品を投稿。当時2人の息子を子育て中に夫の浮気が発覚し、その後妻も浮気をするという実体験を基に描かれた作品だ。本作が誕生したきっかけや夫の浮気を知ったときの心境などについて、やまみーさんにインタビューした。
――本作はどのような経緯で誕生しましたか?
『自分たちの実体験である浮気公認夫婦を漫画にしたらおもしろいかも』という単純な考えから始まりました。浮気を公認してお互いにする夫婦なんて、常識的に考えておかしいですもんね。もちろん叩かれるのも承知のうえで描き始めました。しかし、予想に反してアンチ的なコメントやDMはほとんどなく、皆さんにいろんな角度から“夫婦の形”について見て考え楽しんでもらえているので、描いてよかったと思える作品になりました。
――子育ては本当に大変だと思います。やまみーさん自身、どんなことがきっかけで夫婦の関係が変わったと思われますか?
お互いにこの期間中にたくさんの人と出会ったことが一番のきっかけだったんだと思います。子育てに関しても、浮気公認中の“あること”がきっかけで旦那の子育てに対する姿勢が変わったことが大きかったと思いますね。
――浮気の公認はどれくらい続いたのでしょうか?
約2年間です。もちろんお互いに同じ相手とずっと付き合っていたわけではなく、何人か相手が変わっていました。本作では特に思い出の深い相手との話だけを描かせていただいています。
――夫の浮気を知ったとき、当時のやまみーさんのお気持ちをお聞かせください。
もちろん初めて知ったときはショックでした。『こっちが育児やパートで忙しいときにコイツは浮気してたのか…!』と怒りがこみ上げました。しかしそれと同時に『この女の子が旦那の相手してくれるなら私は楽になるかも?』という期待もありましたね。でもそう思う時点で、すでに私の旦那に対する気持ちは冷めていたんでしょうね。
――最後に、今後はどのような作品を描かれる予定ですか?
今後も実体験を交えつつ、いろんな“夫婦”を描けていけたらいいなと思っています。来年に向けて新しい作品も準備中なので、そのときはぜひ『あの浮気公認描いたやつの新作か〜』と思って読んでやってほしいです(笑)。よろしくお願いします。
やまみーさんはSNSやブログでほかにも数多くの作品を投稿し、本作の書籍なども発売している。興味がある人はこの機会にぜひ読んでほしい!
取材協力:やまみー(@yamamii_manga_)
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