3月5日、東京・渋谷に都心最大級の「ユニクロ渋谷道玄坂店」がオープンした。デザイナー、ジル・サンダー氏とのコラボライン「+J」春夏物の先行販売やオープニングセールもあり、朝10:00のオープン時には渋谷らしく若者を中心に、約200人が行列。店舗前の道玄坂から店舗地下の渋谷駅に続く通路にかけて並んでいた。
列の先頭は神奈川から来た30代の男性会社員。「オープニングセールのジーンズを目当てに来ました」と、朝7時半に来店したそう。ほか、列に並ぶ人々は店頭で配られたチラシに見入り、事前の商品チェックに余念がなかった。店が開店すると同時に、若い男性はマンガ「ワンピース」とのコラボTシャツやユニクロジーンズに、女性はデザイナーとコラボしたトップスやレギンスを中心に、客が殺到し、店内は大混雑となっていた。
また、この日はオープニングセレモニーも開催され、歌手でタレントの里田まいさんが出席。「(内装が)宇宙みたいな近未来的な感じ。商品も見やすい」と新店の良さをアピール。テープカットに参加した後、来場者に笑顔で整理券を配布していた。
ユニクロ渋谷道玄坂店は、「渋谷プライム」内の地下1階〜地上2階の3フロアから成り、渋谷という立地を生かし、若者に向けたメンズ・ウィメンズに特化した品揃えが特徴。ビルの隣にはファッションビルの渋谷109、周辺にはスウェーデン発のアパレルブランド「H&M」もあり、ファストファッションの激戦地として以前からユニクロのオープンに注目が集まっていた。【東京ウォーカー】