血管力向上の強力助っ人「糖転移ヘスペリジン」

東京ウォーカー

3月に入り、ポカポカ陽気の日が増えてきました。いよいよ待ちに待った春到来です。寒い寒い冬がやっと終わろうとしています。

ところで、この冬、皆さんミカンはたくさん食べましたか?

たくさん食べたというアナタ、正解です。アナタの“血管力”は鍛えられていますよ。

日本人の約3割が血管トラブルが原因の病気で亡くなっているという現在、血管力という言葉がにわかに注目を浴びています。それは、血管の病気は低年齢化が進んでいるため。昔に比べてストレスが増えたり食生活の欧米化が進んでいることもあり、血管の老化は、いまでは高齢者以外にも見逃せない問題となっているのです。

そこでミカンです。

ミカンをはじめとした柑橘類に含まれる「へスペリジン」という成分が、昨今、血管力を鍛える存在として注目を浴びています。ヘスペリジンは、“ビタミンP作用”“免疫調節作用”“血清脂質改善作用”など、さまざまな働きを持つ、血管力向上の強い味方です。

これを摂取することで、例えばメタボリックシンドロームや肩こり、冷えなど、現代人が抱えるいろんな問題の予防を助けてくれるのです。さらに、今まさに皆さんを悩ませているであろう、花粉症にも効果があるというので、まさに“最強の助っ人”といえるでしょう。

と、非常に優れた作用をもつヘスペリジンですが、実は水に溶けにくい性質をもっており、体内への吸収性が低く、これまではそれが最大の難点だといわれていました。そんな中、(株)林原生物化学研究所がその問題を解決してくれました。それが同研究所の開発した「糖転移へスペリジン」。従来の10万倍も溶けやすくなり、体内への吸収性が大幅に高まったのです。

いまではこの糖転移ヘスペリジンの商品化も始まっており、“トクホ”の素材として商品開発が進んでいます。今後、中性脂肪を下げるドリンクや、冷え性を改善するサプリメントなどの登場も考えられるでしょう。また、化粧品の分野では、アンチエイジングや美白などの化粧品への利用も進んでいます。

糖転移ヘスペリジン――血管力向上の強い味方であるこの成分の名を覚えておいてください。健康食品などを手に取った際、成分表示にこの名が記されていたら、ちょっといいことありますよ。【東京ウォーカー】

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