札幌市内にも人気店が増え、大阪から「生食パン」の専門店が上陸するなど、じわじわブームが来ている“角食”(食パンのこと)。そんな角食パンを豊富にそろえるのが、札幌・円山にある「角食専門店キューブ」。こちらのこだわりを聞いてきました。
一番のこだわりは羊蹄山の湧き水!
素材にこだわった角食パンを毎日13種類販売している同店。そのすべてのパン作りに使用されているのが、羊蹄山の湧水。「羊蹄山の湧水は超軟水なんです。この湧水を使うことで素材の風味がぐっと引き立つんですよ」と店長の松田さん。1日に使用する湧水の量は30~40リットル。しっとりしつつも重量感があるパンができるそう。
もっとも人気のある商品「特別な角」の素材はオール北海道産!
看板にして、最も人気のあるメニューが「特別な角」。「特別」とつく、インパクトのある商品名ですが、どこが特別なのでしょうか?
それは道産食材に徹底的にこだわっているということ。小麦粉は、木田製粉が作る、パンによく合う道産小麦「道春」を100%使用。砂糖はホクレンのてんさい糖、塩はサロマ湖産の「オホーツクの塩」、生クリームとバターは「よつ葉乳業」、水はもちろん羊蹄山の湧水。小麦粉の風味、そしてきめ細やかな食感は、まさに「特別」といえる食パンです。
まだまだある角食の可能性! 人気パンをご紹介
同店では、一般的な食パンのほかにも、さまざまな素材を混ぜた角食が豊富。なかでも「りんごとレーズン」(1斤・410円)は、シナモン生地にりんごのシロップ煮と、レーズンのラム酒漬けを練り込んだ人気商品。また、「ベーコンビッツとチーズ」(1斤・432円)は、スモークされたベーコンとチーズが練り込まれています。いずれも焼かずにそのまま食べてもおいしいですし、トーストすると風味がより際立ちます。
店内にはイートインスペースも。買ったパンをすぐに食べられる
美味しそうなパンの香りが漂う店内では、「買ったパンをすぐに食べたい!」という思いも叶えられます。イートインスペースとして4席が用意されているほか、トースターも設置されているので、買ったパンはすぐに食べられます。また、パン作りに使用されている「羊蹄山の湧水」(無料)も用意されているので、パンと合わせて楽しめますよ。
住宅街に突然あらわれる「角食専門店キューブ」。可愛らしい見た目のお店なので女性人気が高いそう。美味しい角食を求めて一度訪れてみては?
■住所:札幌市中央区旭ヶ丘5-1-1 ■電話:011・532・0138 ■時間:10:00〜18:00(売り切れ次第終了)※2017年12~2018年2月は11:00~17:00 ■休み:火曜、月1回月曜 ■席数:イートイン4席(禁煙)
<ライター:中田徹(Noughts)>
【北海道ウォーカー編集部】